■東京都内をはじめ日本の各地に出かけていって知らない駅でふらりと降りてお酒を飲んだりしつつ、踏切を鑑賞するそんなワンパターンな情景がつづられているだけなのになぜか飽きることなくその世界観にだんだんと引き込まれるような感じになるのが不思議。個人的には三鷹台と井之頭公園駅のあいだにある小さな踏切が出てきたのが懐かしかったです。
■気がつけばゴールデンウィークに入り、気がつけばもう終わりという感じ。一応、2日がお休みだったので後半は5連休だったのですけどね。まぁ普通に月曜から金曜まで働いてるときだってあっという間なのだからましてや休んでるんだからねぇ。といいつつ毎日いろいろ出かけたり、遊んだりしてるかも。
■未来館でASIMOを見た。終わってから漣くんが「ASIMO小さかったねぇ。漣くんと同じくらいだったねぇ」と繰り返してた。ロボットと言われたので大きなものが出てくると想像してたのだろうか?

■4月にオープンしたばかりの立川IKEAに行ってみる。めちゃくちゃ混んでるんだろうなぁと腹を括っていたせいもあるけれど、昼過ぎに着いてレストランで待たずに席も取れたし、ショールームなどもそれほど混んでいるという感じではなかったかも。まぁそもそもIKEAで買うものなんてそうあるわけではないですよね。とりあえず子どもたちの本棚、おもちゃ置き場にしているトロファストを買ったので、最近絵本を買うのをちょっと控えめにしてたけど、また買えるかな、と。あ、いや、無理して買うこともないんですけど。
■3日は幼稚園の同じクラスの人たちを武蔵野公園でBBQ。土曜の送り迎えでなんとなく顔を見合わせてはいるけれど、そうそう幼稚園のお父さんと話す機会もあまりないのに、BBQ場に行って「おはようございます」って言ったら「あ、幸田さん、木曜の夜、日高屋にいませんでしたか?」と言われるなど。う~ん。
■1か月遅れの誕生日プレゼントでトイカメラとも言えないおもちゃのデジカメを漣くんに買ってあげる。一応、カメラの裏側には液晶もついてるので、撮る時も確認できるし、撮った写真もその場で見ることができる。画質も悪いし、画面全体も暗いのでたいした写真は撮れないし、撮った写真のほとんどがピンぼけだけど、大人では撮れない暁くんの表情が写ってたり、なんでこれを?というものが何枚も続いていたりしておもしろい。普通に人を撮る時はちゃんと画面に収まるように撮ってるよう。でも今さらだけど、あのカメラの裏にある液晶はずるいね。というか、すごいなと思う。わたしなんていまだにファインダーで見てた画面と現像されてきた写真の画面がずれてることがありますよ。
■なんだかんだ言いつつも松浦弥太郎の本を読んでいるような気がしないでもない。実を言うと、もう一冊読んでみようと持っている本があったりもするので、近いうちにまた読むかもしれない。いや、もうあとに少し取っておこうか。
■原始人の洞窟(!)を起源とし、宿屋、イン、パブ、キャバレー、カフェ、ギャンゲット、ジャズ・クラブ‥‥と変化してきた20世紀初めまでのヨーロッパにおける酒場の通史を解説した本。チョーサー、シェイクスピア、ディケンズ、バルザック、シムノンなど同時代の文学や絵画を取り上げ、その中でどのように酒場が描かれていたのかについても紹介することで、当時の酒場の様子を具体的に浮かびあがらせているところが秀逸。
■武蔵小金井に引越してきて、当然のことながら西東京の街によく行くようになったわけですが、中でも福生に行けるようになったのがうれしくて、引っ越したばかりの頃は、毎月第2週の日曜に行われているフリーマーケットにあわせてよく行ってました。青梅行きの電車にうまく乗れれば30分で行けてしまうので、新宿に出るのと変わらない。当時は第1週ははけのおいしい朝市、第2週は福生、第3週はニチニチ日曜市という感じで日曜日を過ごしていたような気がします。
■4月に入ってからなんとなく慌ただしくてゆっくり昼休みをとれなかったので、タカイシイギャラリーでやっていたアーヴィング・ペンの「Cigarettes」展にようやく行けました。19日までなのでぎりぎり。
■今、IMA CONCEPT STOREで行われているのはJason Evans、Charlotte Dumas、Marten Lange、Cristina De Middel、Inka Lindergard and Niclas Holmstrom、Nerhol、西野壮平、Ed Panar、題府基之、Luke Stephenson、Clare Strand、Scheltens & Abbenesという写真家12名によるグループ展。まったく知らない人ばかりですが、なんとなくポスターの写真にひかれて見てみました。この写真はJason Evansというイギリスの写真家の作品。ほかの写真も日常のささやかな風景の写真に丸いシールがはってあるというものでした。ぼんやりと雰囲気が似ているいくつかのセレクトショップや雑貨屋を思い浮かべてしまったけれど、なんというお店か忘れた。
◆漣くん、5歳の誕生日とかなんとか
■なんとなく、仕事のほうが忙しくて、4月に入ってから家に着くのが11時、12時になることが多い。まぁこれまでわりとのんびり仕事してきたからいいんですが、雑記を書くまでの余裕はないッス。そんなわけで、一週間過ぎてしまいましたが、4月4日は漣くんの5歳の誕生日で、長崎から義母が遊びに来て、多摩動物園に行ったり、誕生日を祝ったりしてました。
■あっという間の一週間が過ぎてもう土曜。今週から幼稚園も始まったので、朝、漣くんを幼稚園に連れて行く。土曜日に幼稚園に来ると必ず会ってあいさつしていたお父さんがいなかったり(子どもの歳も知らないのでいつ卒園なのか分からない)、初めて会うお母さん、お父さんがいたり、今年初めての土曜ということもあって、おじいさんやおばあさんも一緒に来ていたり、ちょっと雰囲気が違う感じ。寂しいと言えば寂しいけど、土曜にあいさつするだけで、特に話したりするわけではなかったので、なんなんでしょうね。こういう春をあと何回繰り返すんだろう。と、頭の中はふわふわしてますが、今年もよろしくお願いします。
■幼稚園が終わった後は、子どもたちが幼稚園の友だちと花見に行くということだったので、一人で吉祥寺や高円寺、荻窪などを回る。高円寺に来るとつい4丁目カフェでごはんを食べてしまっているけど、今日は、何人かの友だちがツイッターですすめていたyummyでグリーンドライカレーを食べる。ここは吉祥寺のサムタイムで働いていた人が開店したお店とのことで、店内にはたくさんのレコードやCDが置いてあったり、ピアノやウッドベースが置いてあって、夜はライブなども行われているようです。
■ちょっといつもと違う通りを通ってみたら権ノ助という古道具屋さんを発見。大正・昭和の古道具・和家具がメインで、いい感じの本棚や本立ても置いてあり、値段もそれほど高くない。いや、そんなものを買っている場合ではないので、とりいそぎ、三ツ矢サイダーのノベルティグラスを購入。ノベルティグラスは、最初はアンクルトリスグッズのいつとして買っていたのだけれど、最近は手を広げてしまっている。西荻とかに住んでたら、いろいろなところで見つけてしょっちゅう買ってしまうそうだけれど、今はそういうこともないのでいいんじゃないかと。このほかにもいくつかノベルティグラスが置いてありましたが、なんでサイダーのグラスで吹き出しみたいなマークなのか分からないところが気に入った次第。
◆日曜日ははけのおいしい朝市参加させていただきました
■日曜日は東京江戸たてもの園で行われたはけのおいしい朝市に参加しました。はけ市にしてはめずらしく(初めて)、始まってから本降りの雨、強風が吹き荒れて春の嵐の中の開催となってしまいました。そんな雨の中でもたくさんの人が遊びに来ていただきほんとうにありがとうございました。
◆絵本縁日@星と森と絵本の家
■今日のBGMは、The Explorers Clubの「Freedom Wind」。2008年のアルバムなのだけれど、もう何年も洋楽の新譜ってちゃんとチェックしてないので最近知りました。ジャケットでも分かるように1曲目から、ストレートなビーチボーイズリスペクトで、しかもかなり完成度が高い。いや、完成度が高すぎてちょっと笑っちゃうくらいでもある。完全に60年代マナーでありながらなんとなく2000年代の音のような気がするし、かといって、60年代のサウンドを2000年代の音楽として再構築しなおしているわけでもないので、もうこれがいつの時代の音楽なのかまったく分からなくなってしまう。そういう意味では普遍的ななのかも知れないけれど、これを若い人が聴いてどのように思うのかも想像つかない。
◆「関田孝将 スプーンからお店まで」@circle gallery & books
■連休二日目は、谷保にあるcircle gallery & booksでやっている「関田孝将 スプーンからお店まで」を見に行ってきました。関田くんは金属を中心にさまざまな素材や技術を使って、キッチン用具・照明器具・家具・店舗の看板などを作っている造形作家。独特の世界を持ちつつ、でも抽象的なものへは向かわずに、自分たちが日常で欲しいもの、そして使えるものを制作し続けているところがすごいと思う。
■この個展の「スプーンからお店まで」のお店のほうにあたる(?)「ラマパコス」というお店がオープンしました。場所は、谷保駅から歩いて5分くらいのところでcircle gallery & booksからも近いです。関田くんと小沢利佳さんの住居を自分たちで改装したお店でギャラリー的な感じになるそう。わたしたちが行ったときは関田くんや写真家の利佳さんの作品、東欧で見つけてきた雑貨などが店内に置かれていました。天気もよかったし、ガラス戸を開け放して開放感のある空間でいい雰囲気。これからどんなものがお店に置かれていくのだろうとか、どんな作品が展示されるのだろうと思うと楽しみです。
◆「101年目の植田正治『軌道回帰』」@アツコバルー
■毎月第三週水曜は渋谷のエッジエンドへ。最近は渋谷に行くのなんて、このイベント時だけになってます(?)。月に一回になっちゃってるので、いろいろ行きたいところがあるなーなどと思いつつ、アツコバルーで3月12日からやっている「101年目の植田正治『軌道回帰』」を見に行く。
◆週末は風邪をひいて寝込んでました
■日曜の午後は風邪も直ってきた感じだったので、家族で「ウルトラマンギンガ」の劇場版を見に行く。制作費をあまりかけられないんだなあという感想しか出ないような内容でした。4歳と2歳の子どもが見るには十分なのかもしれないけれど。
◆行けなかった喫茶店あれこれ
■先週の金曜は有給をいただき、子どもたちを連れて四谷三丁目にある消防博物館に行ってきました。いつの時代も小さな男の子は働く自動車が好き。去年、暁くんをべビーカーに乗せて行ったのですが、ここはビルの中に自動車が展示されているので、ベビーカーで階を上ったり下りたりするのは面倒。今年はベビーかなしで四谷まで行ってみたものの、博物館についたとたんに暁くんが寝るというアクシデントが発生。12キロの子どもを抱っこしながら階段を行ったりきたりするのはつらかったし、おまけに漣くんも「もう階段上りたくない」と言い出す始末。