「ピントがボケる音」-安田謙一-

◆漣くん、5歳の誕生日とかなんとか
■ずっと読もうと思ってた2000年代のヴァラエティブック。聴いた音楽について書かれたものよりも、当時どこかで名前を見て気になっていたにもかかわらず、なんとなく聴く機会がなく時間が経ってしまった音楽について、書かれたもののほうがなぜかおもしろいという‥‥。
そんなわけで聴かなかったCDについて考えながら読んでました。レコードに関してはわたしが生まれる前からあるので、知らなかったレコードは当然あるけれど、CDはそれ自体が発売された時にはもうレコードを買い始めた頃だったので、世の中にあるすべてのCDに出会う可能性はあったはずだし、聴く可能性もあったはずなんですよね。
そして気にはなっていたのに、聴かないままで10年あるいは20年以上も経ってしまい、記憶からも薄れてしまっているCDと、手に入れて聴いたCD(その後売ったCDも含めて)との差はなんだったんだろう?と思う。わたしはほとんどの中古屋さんで買ってきたのでそれは単なる偶然というファクターが大きいことは確かだけれど、その一線は紙一重のような気がして不思議な気分になります。

-■なんとなく、仕事のほうが忙しくて、4月に入ってから家に着くのが11時、12時になることが多い。まぁこれまでわりとのんびり仕事してきたからいいんですが、雑記を書くまでの余裕はないッス。そんなわけで、一週間過ぎてしまいましたが、4月4日は漣くんの5歳の誕生日で、長崎から義母が遊びに来て、多摩動物園に行ったり、誕生日を祝ったりしてました。
普段、井の頭動物園に行ってるせいもあって、久しぶりに多摩動物園に行くと広くてどこに行ったらいいのか分からなくなりますね。とりあえず、ライオンバスに乗って、お弁当食べて、アフリカ園を回っただけで、みんなぐったり‥‥というね。何回かに分けて行くのが正しいのかもね。

-■あっという間の一週間が過ぎてもう土曜。今週から幼稚園も始まったので、朝、漣くんを幼稚園に連れて行く。土曜日に幼稚園に来ると必ず会ってあいさつしていたお父さんがいなかったり(子どもの歳も知らないのでいつ卒園なのか分からない)、初めて会うお母さん、お父さんがいたり、今年初めての土曜ということもあって、おじいさんやおばあさんも一緒に来ていたり、ちょっと雰囲気が違う感じ。寂しいと言えば寂しいけど、土曜にあいさつするだけで、特に話したりするわけではなかったので、なんなんでしょうね。こういう春をあと何回繰り返すんだろう。と、頭の中はふわふわしてますが、今年もよろしくお願いします。

-■幼稚園が終わった後は、子どもたちが幼稚園の友だちと花見に行くということだったので、一人で吉祥寺や高円寺、荻窪などを回る。高円寺に来るとつい4丁目カフェでごはんを食べてしまっているけど、今日は、何人かの友だちがツイッターですすめていたyummyでグリーンドライカレーを食べる。ここは吉祥寺のサムタイムで働いていた人が開店したお店とのことで、店内にはたくさんのレコードやCDが置いてあったり、ピアノやウッドベースが置いてあって、夜はライブなども行われているようです。
ごはんを食べ終えた頃、BGMが細野晴臣の「HOSONO HOUSE」に。休日の晴れた日の昼下がりに、いい雰囲気のお店でコーヒーを飲みながら聴く「ろっか・ばい・まい・べいびい」はいいね。もう最後の「相合傘」までコーヒー飲みながら聴き続けていたいくらいでした。夜は夜でまた雰囲気変わりそうなので、チェックして気になるイベントの時に行ってみたい。

-■ちょっといつもと違う通りを通ってみたら権ノ助という古道具屋さんを発見。大正・昭和の古道具・和家具がメインで、いい感じの本棚や本立ても置いてあり、値段もそれほど高くない。いや、そんなものを買っている場合ではないので、とりいそぎ、三ツ矢サイダーのノベルティグラスを購入。ノベルティグラスは、最初はアンクルトリスグッズのいつとして買っていたのだけれど、最近は手を広げてしまっている。西荻とかに住んでたら、いろいろなところで見つけてしょっちゅう買ってしまうそうだけれど、今はそういうこともないのでいいんじゃないかと。このほかにもいくつかノベルティグラスが置いてありましたが、なんでサイダーのグラスで吹き出しみたいなマークなのか分からないところが気に入った次第。