◆行けなかった喫茶店あれこれ
■そういえばこれについて書くのを忘れてた。前々から読んでみたかったフリーペーパーを、2月のはじめに高円寺のAmleteronでようやく入手(この号はフリーではなく300円)。そのときすでに数冊しかなかったので、もう手に入らないのかな。わかりません。
安田謙一、岡村詩野、平川雄一、犬伏功、キング・ジョー、江村幸紀、松永良平、菅野カズシゲ、樋口大輔、武末亮、藤瀬俊、オーナー森本泰弘といった人たちが、森本書店で2013年に再生時間の長かったレコードからレコードのマトリクスナンバー、1980年代初めのゲーム音楽、フリーペーパー、ソフビ‥‥などについて執筆していて、50ページくらいの小冊子ではありますが、内容は盛りだくさん、かつ濃密。写真なども素敵なものが多いですよ!
電車の中とかでさっと読んでしまうのがもったいなくて、木曜の夜、会社帰りに荻窪に寄ったときに、これを読むために6次元にでも行ってみようと思っていたけれど、10時までに荻窪に着くのは無理でした。
■最近はそうでもないのだけれど、昔は喫茶店で本を読むのがなんとなく苦手でした。なんかまわりの様子が気になってしまって集中できなかったんですよね。そんなわけで、喫茶店ではわりと軽めなエッセイとかをよく読んでました。あ、今は軽めの随筆しか読んでないから喫茶店でも普通に本が読めるのか?
それから古本屋やレコード屋を回った後には必ず、喫茶店でライナーノーツやクレジットを読んでましたね。20年前は、今ほどディスクガイド的な本も少なかったし、ネットもなかったから、ライナーノーツに書かれている内容が大きな情報源だったような記憶があります。
そんなわけで、ときどきそのレコードを買ったときとか思い出とか自分の話ばかりで、全然そのCDやミュージシャンについて書いてなかったりすると、ちょっとなんだかなぁという気持ちになったものです。まぁ小西康陽のはそれはそれで楽しめるんですけどね。
今は簡単にバイオグラフィーとかディスコグラフィーをネットで調べられるけれど、そういう時代になって、ディスクガイドがたくさん出版されるようになったのはなんでなんでしょうね。
■先週の金曜は有給をいただき、子どもたちを連れて四谷三丁目にある消防博物館に行ってきました。いつの時代も小さな男の子は働く自動車が好き。去年、暁くんをべビーカーに乗せて行ったのですが、ここはビルの中に自動車が展示されているので、ベビーカーで階を上ったり下りたりするのは面倒。今年はベビーかなしで四谷まで行ってみたものの、博物館についたとたんに暁くんが寝るというアクシデントが発生。12キロの子どもを抱っこしながら階段を行ったりきたりするのはつらかったし、おまけに漣くんも「もう階段上りたくない」と言い出す始末。
というわけで、お父さんが楽しみにしていたフクナガフルーツパーラーでフルーツサンドを食べるという計画は断念、サイゼリアでごはんという羽目に‥‥。しかし平日の消防博物館は子どもを連れたお母さんの団体が多くて、なんだか居心地悪いです。
■続けて、週末は三鷹にあるJAXAへ(住所は調布か)。自転車で30分くらい。いつの時代も小さな男の子は働くロケットや飛行機が好き。というわけで、飛行機の実験機などの展示を見たり、動かしたりして楽しんだ後、漣くんのみ工作教室へ。集まったのは4歳から11歳までの子どもたち、ということはうちの子が最年少。
最初にJAXAの説明や飛行機が飛ぶ仕組みなどが紹介されるものの、大きな子どもたちがいろいろな質問に答えている中、漣くんは暇そう。お父さんも眠くなってくる。ちょっと資料から目を離して、顔を上げたら前に座ってるお父さんも熟睡中。
工作はゴム動力のプロペラ飛行機を作るというものだったのですが、こちらも一からは作れないので、わたしが作ったものに絵を描いたりするくらい。もう少し大きくなったらまた参加しよう。
久しぶりにこの辺に来たので、フォスフォレッセンスに行きたかったけれど、さすがに小さな子どもを二人も連れてフォスフォレッセンスでお茶するのは無謀過ぎる。最近は、点滴堂や水中書店といった古本屋さんが三鷹にできているので機会があればいろいろまわってみたいと思う。