「ニッポン・ポップス・クロニクル 1969-1989」-牧村憲一-

■あけましておめでとうございます。2015年もカヌー犬ブックスをよろしくお願いします。
気がつけばもう12年、干支が一回りしましたね。漣くんが生まれてから「子どももいるしまぁマイペースでやってます」なんて言い続けていますが、そんなマイペースの期間ももう6年。半分くらいマイペースでやってきてる状態になってしましました。そろそろ気持ちだけでも切り替えてやっていかなくては、と思っております。

■さて、2015年の一冊目は(読んだのは2014年ですけど)、牧村憲一の「ニッポン・ポップス・クロニクル 1969-1989」、はっぴいえんどから、シュガー・ベイブ、加藤和彦、竹内まりや、大貫妙子、そしてフリッパーズ・ギターまで、牧村憲一が関わったミュージシャンを中心に、1969年から1989年までを1年ごとに、その年のポップス・シーンを代表するような音楽関係者をゲストに迎え日本のポップス史を語った本です。。
基本的に自分がかかわったミュージシャンについて語っているにもかかわらず、日本のポップス史を俯瞰するような内容になっているところがすごい。でももちろんこれは日本のポップス史のある側面でしかないことも認識しておくべきだと思う。
といっても、小学校の頃に大滝詠一に出会い、中学時代にナイアガラ関連、はっぴえんどなどに聴き、その後、ノン・スタンダードレーベルのレコードを聴いたのち、フリッパーズギターに夢中になったわたしにとっては、ある意味自分における日本のポップス史をたどっているようでかなり懐かしく、冷静にこれは「日本のポップス史のある側面」だからと割り切れるものではないですけどね。

■わたしは上の兄弟もいなかったし、学校で音楽のことを話すような友だちや先輩もいなくて、なんだか一人で回り道しながら音楽をたどっていったという気持ちが大きかったのだけれど、今になってみれば、わりとポップスのメインストリートをとぼとぼと歩いてきただけだったのだな、と思う。不思議。
いや、主観的に見れば、同級生に変な音楽ばかり聴いてると言われていた地方の高校生にとっては、自分がきいてきた音楽が、ある日、メインストリートとして上書きされてしまったという認識が強いかも?ミュージシャンには悪いですけど、10代に聴いていた音楽としてそっと埋もれていてほしかった。で、ときどき聴きかえしては懐かしんだり、新しい発見をしたりしたかった、という気持ちもありますね。

■そんなことを思いつつ、年末年始はエレクトロニカばかり聴いて、体系とか系譜とかといったことを考えていました。というのも、年末にインザパシフィックでDJをしたときに友だちが「Youtubeでいい曲をつまみ食いしながら聴くのではなくて、自分の好きな音楽を体系づけて聞くのが好きなんだ」みたいなことを言っていたから。わたしも一人のミュージシャンを軸に、そのルーツや横のつながりをたどっていくのが好きなほうだけれど、エレクトロニカに関してはルーツが辿りにくいし、たどることに意味があるのかとも思ってしまいます。
ルーツ的には、テクノ(電子音楽を含む)とアンビエント、ミニマムあたりがルーツになっているのだろうけれど、同じ時に全然違う国で、なんの横のつながりもなく背景も違うと思われるミュージシャンが同じようなサウンドを切り開いたりするし、なかなかピースが一つの線や面としてつながりにくい。先にあげたテクノとアンビエント、ミニマムというルーツもたどろうとするとめちゃくちゃ広範囲になってしまうしね。もっといろいろ聴きこんでいくと違うんでしょうけど、そればかり聴いているわけではないし、エレクトロニカ~電子音楽の奥は深い。

■それから普段インストの音楽ばかり聴いている身としては、音楽における言葉の意味ということも考えてしまいます。単純になんで作曲家よりも作詞家のほうが地位が高いのか?とか、音楽と言葉が結びつくことでなんで人はのめりこんでしまうのか?とか、みんな小山田圭吾の音楽に対してはわりと冷静に接しているように思えるのに、小沢健二に対しては、なんであんなに熱くなってしまうのか?青春の一曲と10代の頃の読んだ本の思い入れの違いはどこからくるのか?などなど。音楽によって言葉が人の中で増幅されてしまうメカニズムや、経験と結びつきやすくなる理由などを解説した本があったら読みたい。

「「酒」と作家たち」-浦西和彦-

■雑誌「酒」は、株式新聞社の社長、小玉哲郎が、酒好きという自らの趣味が昂じて酒に関する雑誌を創刊したという雑誌。創刊にあたって新聞に「『趣味の雑誌』編集記者募集」三行広告を出し、それに応募・合格したのが、編集長を務めることになった佐々木久子です。3歳からお酒を飲み、もともと酒好きだったという佐々木久子は、上司の大学時代の同期だった火野葦平と知り合ったことをきっかけに、尾崎士郎、檀一雄、江戸川乱歩、丹羽文雄、吉田健一、梶山季之といった作家たちと酒の席で知り合いになっていき、誌面には彼らの文章が並ぶようになります。また日本各地の蔵元を訪ね歩いては、隠れた美酒を発掘していきます。創刊当時は売れず、休刊のまで追いこまれた時期もあったようですが、火野葦平の力を借りつつも、株式新聞社から独立しするなど、さまざまな波乱を乗り越え、最終的には1955年の創刊から1997年まで42年刊行し続けました。

■佐々木久子自身の著作もかなりあり、多くは日本酒に関する濃い話のものになってしまうのでなかなか手に取りにくいのですが、こんな風にアンソロジーとしてまとめられると読みやすくていいです、特にここでは「酒」に掲載された酒に関する文章といっても、自分のことを書いているのではなく、作家が友人や師匠についてつづったり、編集者が担当した作家を書いたりしている文章が収録されているのがおもしろいです。42年間の歴史もあるので、もっといろいろな切り口でアンソロジーが組まれるといいなと思う。

-■年末まで12月のできごとをさらさら振り返るシリーズ
12月14日は出茶屋さんの10周年を記念したバーベキューに行ってきました。ミオ犬から言われた時は「え、この時期にバーベキュー?10周年でなんでバーベキュー?」という気もしましたが、実際はたくさんの人が集まり、いろいろなところからおいしいにおいや温かい湯気が立って、寒さなんてあまり気にせずに、出茶屋さんの常連さんたちがつくる食べものを堪能し、おしゃべりを楽しみました。最後にはチアリーダーが盛り上げたりして、「ああ、10周年を祝うのにいちばんいい形だったなぁ」と思いました。出茶屋さん10周年おめでとうございました!そしてこれからもよろしくおねがいしますー!

-■そういえばその前の日は、井の頭動物園に行ってましたね。めずらしく一圓でごはんを食べて、中道通りから井の頭通りに移転したプチに初めて行ってみました。まぁ暁くんを抱っこして行くには遠かったです。
昔はペッツやらスマーフやらスヌーピー、ラムチョップ、ストロベリーショートケーキなどのキャラクターグッズが家中にあったこともあって中道通りのお店はよく行ってましたね。かなりごちゃごちゃしてて奥深い感じでしたが、新しい店舗ではかなりきれいになっていました。通路が狭いのは変わんないかもしれません。いや、昔は通路と呼べるものもなかったかも?
わたし自身は、手頃な値段の欲しいものがいくつかあったのですが、漣くん向けのスターウォーズグッズはないし(そもそも小さい子ども向けのスターウォーズグッズってあんまりないですよね)、暁くんが欲しがったウルトラマンの怪獣のソフビは、まぁいろいろ気にしなければいま売っているもののほうが安いし、それをうまく説得させておきながら、でもお父さんのものは買う、いうのもどうなのか?という気がして、今回はパス。次回は一人で行ってゆっくりみようっと(笑)
ちなみに今回調べてみてお店の名前がプチであることを初めて知りました。

「朝夕 感想・随筆集」-里見トン-

■この本を読んだのは9月くらいかな。なんか9月くらいから通勤時間に読書に集中できなくなって読むのに時間がかかってしまいました。気がつけば12月ももう半分くらい過ぎてしまい、雑記もぜんぜん追いついてない。個人的には、年末恒例のセールをやったらもう年も明けるという感じですね。今年は少なくとも50冊以上の本を読んで、50は雑記を書こうという目標だったのだけれど、今のところ雑記数はこれ入れて42。あと7、8冊読んだけれど書いてない本があるのですが、もう27日なので年内に50は無理そう。3月くらいまではいいペースで本を読んでいたんですけどね。あと、やっぱり少なくとも本を読んでから1週間以内に雑記をアップするようにしたい。途中まで書いて放置しすぎなのです。どこかで今年読んだ本についてまとめようと思ってますが、全体としては今年はわりと料理随筆を読んだような気がします。逆に小説はほとんど読んでなくて、ほぼ随筆・エッセイ。来年は夢中になれるような小説に出会いたいかも。

■というわけで年末までに12月のできごとを少しずつ書いていければと‥‥

■12月6日は石田倉庫のアートな2日間へ遊びに行きました。今年で3回目。秋は毎年恒例になりつつあるイベントが多い(もう冬だけど)。例によってラマパコスのキーマカレーやカフェ キュイッソンのポトフを食べたり、ビールやワインを飲んだりしながら、倉庫での展示を見たり簡単なワークショップに参加してみたり、giguのライブをちょっと聴いてみたり‥‥。ラマパコスが赤ちゃんを囲んでカレーを作っているところや、人でにぎわっている中を子どもたちが走り回っているのをお酒片手に友だちを話しながら見ていると、この雰囲気は西東京ならではだなぁと思う。ちゃんとイベント概要を確認しなかったせいでワークショップに参加できなかったのがザンネン。子どもたちは、展示の全面がガラス張りになっている部屋が気に入ったらしく何度も入っては、中で大声を上げてました。

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「長野陽一の美味しいポートレイト」-長野陽一-

■近藤恵介の個展を見た時にNADiff Galleryで購入した写真集。「ku:nel」などの雑誌で撮影してきた「料理写真」が収録されており、お店のの片隅でも「長野陽一の美味しいポートレイト」というタイトルで、写真の展示もしてありました。「ku:nel」の料理写真は前々からいいなとは思っていたけれど、雑誌自体もう何年も買ってなかったし、長野陽一も「シマノホホエミ」でのポートレイトの印象が強かったので少し意外。この本も「12ヶ月のための絵画」と同じ形式の小冊子なのでちょっと物足りないけれど、雑誌に掲載された料理の写真集がちゃんと刊行されるとも思えず買ってしまい、同じように夜寝る前に、さらっとページをめくって写真を眺めてたり、石田千のエッセイを読んだりしてます。夜遅く会社から帰ってきて、しかもちゃんとごはんも食べてなくて、微妙にお腹がすいているときなどかなりあぶないんですけどね。

-■写真展と言えば、新しい写真集「FRANCE」は出たせいか10月11月とマイケル・ケンナの写真展が続き、ちょうどタイミングよく見に行けました。世界各国の風景をモノクロで切り取った作品は、その構図や現像のコントラストも含めて完璧だと思う。そして隙がないのに息苦しさを感じない。ある意味モノクロ写真の完成形なのではないだろうか。そしてマイケル・ケンナは、シャッターを押す段階でどこまで写真のあの世界が見えてるのかが気になります。撮ったあと現像の段階で完成形に近づけていくのだろうか?あの世界を作るにはシャッターを押す段階でかなり具体的な形で完成形が見えてないと現像の作業だけでは作れないのではないかとも思うしね。
でも完璧だからと言ってマイケル・ケンナが1番好きな写真家か?と言われるとそうではないというところが人の不思議さなのですよ。(音楽とかでもそうですよね)

-■このところ六本木のギャラリー気になる写真展が多い。開催が明日までということで、急きょ昼休みを利用して、ミッドタウンのFUJIFILM SQUAREでやっていた蜷川実花の写真展も見てきました。こちらは美意識としてはある意味同じ方向なのかもしれませんが、作品は対極ですね。ピンクや青などの原色が強調された人工的な世界(マイケル・ケンナの写真も風景だけれど、モノクロの人工的な感じがします)で、思っていたよりも作品のサイズが大きく、また展示されている写真の数も多く、なんだかめまいがするようでした。
しかし、撮影可といえ、写真の横に立って記念撮影をしている人が多いのにびっくり。しかも女の子だけでなく、普通のおじさんも記念撮影していたりして、なんだか不思議でした。

-■11月29日、30日に行われた第6回東京蚤の市に参加しました。土曜日は雨が降ってしまいましたが、日曜日は晴れて、たくさんの人で大盛況でした。カヌー犬ブックスのブースにもたくさんの人に寄っていただきありがとうございました!毎回いろいろ考えて本を選んだり、少しずつブースのレイアウトを変えたり、本棚を増やしたりしているのですが、なかなか思うようにはいきませんね。いろいろ難しいです。
しかしなんだか回を追うごとに、会場を見てまわれなくなってしまい、お客さんとして楽しむ時間が少なくなってしまっているような気がします。まぁそれはそれでいいことなのかもしれませんが、少しさみしい。ほんとは土曜日にちょっと買い物をして、車で持ち帰りたいんですけどね。(日曜は本を持ち帰る必要があるので‥‥)今回はWATER WATER CAMELのライブを楽しみにしていたのですが、いつの間にか終わってました。注目のカジヒデキは最初のほうちょこっと見れました。カジヒデキのライブを見るのは、ソロでは初めてかな。もう10何年もカジくんのアルバムとか聞いてないので、「いきなりエレクトロニカになってたりしても驚かない」なんて一緒に見た友だちと話していたのですが、昔と同じく短パンで登場し、今でもスウェーデンでレコーディングしてるなんて話を聞いて逆にびっくりしましたよ。

「12ヶ月のための絵画」-近藤恵介-

■近藤恵介の12か月連続で新作を発表する「12ヶ月のための絵画」というプロジェクトで制作された作品ををまとめたもの。9月にNADiff Galleryで行われた近藤恵介の個展で購入したものなのでけっこう前になってしまってますね。このプロジェクトでは、近藤恵介の絵画とともに、佐山由紀、冨井大裕、古川日出男、丹羽良徳、平山昌尚、佐々木敦、柴原聡子といったキュレーターや芸術家、批評家、ミュージシャン12人が、それぞれの視点から近藤恵介について記述したテキストも作品と一緒に掲出されており、この作品集でも絵画とそれらのテキストが掲載されています。うすいホチキス止めの小冊子という体裁なので、なんとなく持ち歩くのは気が引けてしまい、夜寝る前とかに、さらっとページをめくって絵を眺めてみたり、テキストを一人二人分読んでみたりしています。お気に入りの喫茶店に置いてあって、コーヒーを飲みに行くたびに眺めてみる、そんな風に接したらいいだろうなぁ、なんて妄想してしまうような本。スプンフルさんかシャトー2Fに閲覧用として置いてもらおうかしらん。
しかし描かれている世界は日常的なのに生活感がまったくしないこれらの作品を見ていると、この人は普段どんな生活をしてるのかな?という気がしてきてしまいます。

-■来週末11月29日、30日に京王閣で行われる東京蚤の市に今回も出店します。今回で6回目。回を追うごとに盛況さを増していて、それだけにプレッシャーを感じてしまいますが、おいしい本をたくさん持っていこうと思っていますので、よろしくお願いします。いつもよりもちょっと遅い時期なので、野外のイベントに行くのはどうしても億劫になってしまいますが、暖かい服装で遊びに来ていただければと思います。外が寒いようでしたら屋内の古本街にいらしてください(いや、古本街があるかどうかも、それが屋内になるかどうかも今のところ分かりませんが)。
今回、ご近所のカフェ、スプンフルさんも出店するので、エデュコさんとともに小金井仲間が増えてちょっとうれしいです。

【第6回東京蚤の市概要】
 日程:2014年11月29日(土)、30日(日)
 時間:29日(土)10:00~16:30、30日(日)9:30 ~16:00
 開催場所:東京オーヴァル京王閣
 入場料:400円(小学生までは無料)

「父の時代・私の時代」-堀内誠一-

■商業美術家、多田北烏の弟子だったという図案家の父親のアトリエでの話から、戦後、カメラメーカーのPR誌「ロッコール」のデザインを担当した時代や「アンアン」などの雑誌のエディトリアルデザインを担当した時代、そして絵本についてなど自身のことをつづったエッセイ。父親や周りの人の影響が大きかったとはいえ、堀内誠一がいかに早熟だったってことがわかります。そしてこれが書かれたのもまだ40代だしね。

■堀内誠一の名前を意識するようになったのはいつだったのか、はっきりとは覚えてません。子どもの頃好きだった「くるまはいくつ?」や「たろうのおでかけ」そして「ふたごのでんしゃ」といった本が堀内誠一と知ったのもかなり大人になってからだし、ちゃんと絵本を集め出したのも、子どもが生まれてからになります。多分、子どもたちが大きくなったら、また買う機会もなくなってしまう気がするので、今のうちにいろいろ見つけておきたいと思う。本によって画風が変わるので、子どもたちが気に入るかどうかについてはわりとわかれるんですが、いつかこれらの本が同じ人によって描かれたものということに気づいてくれるのだろうか。

-■今年は何年かぶりに近所の農工大の学園祭に行ってきました。農工大の学祭は、野菜の直売があったり、学生の出している出店の食べものも鹿の肉の串とかあったり(写真は牛肉です)、大学で作っている食材を使ったお菓子があったりして、なんとなく大学を歩き回りながら、ビールを飲んだり、食べ物を食べているだけで楽しい。今回は確認しませんでしたが、大学内で作った日本酒とかもあったはず。校内なら子どもたちを勝手に遊ばせていてもある程度安全だし、アメリカンミニチュアホースの馬車に乗ることもできるし‥‥
と思っていたのですが、実際は、子どもたち、とくに上の子が、昆虫や動物の生態についての展示やプラネタリウムなどに夢中で、校内と歩き回るのに忙しく、そんなにのんびりという感じでもなかったです。幼稚園くらいになるといろいろ興味が出てくるんだなと思った次第。展示の周りにいる学生も、たいしてわかっていない子ども対してに星についてゆっくり説明してくれたり、顕微鏡の見方を教えてくれたりやさしい人が多かったですね。

-■春くらいからなんとなく週に2回くらい、6時くらいに起きて8時くらいに会社に行くようにしていたのですが、最近は、6時に起きるとちょっと薄暗くなってきました。駅まで自転車で行くのも寒くてなんだか億劫になるし、そろそろ朝早く家を出るのもおしまいかなと思う。そして今年もクロード・ソーンヒル楽団の「Snowfall」が似合う季節になってきたなと思う。ギル・エヴァンスが編曲をした穏やかなテンポの洗練された曲で、1941年の曲なのにスウィングでもイージーリスニングでもなく、独自の雰囲気を持っているところがいい。アナログ盤でチリノイズが入ったりするとまたいい雰囲気なんだろうなぁ。

-■で、この曲を聴いているとアルビン・トレッセルトとロジャー・デュボアザンの絵本「しろいゆき あかるいゆき」を見たくなります。雪が降ったその一日を雪が降る前、降っているとき、降った後の情景や人々の様子を静かに描写している作品。1948年の本なので「Snowfall」と年代も近い。
ロジャー・デュボアザンは、スイス、ジュネーヴ生まれで、パリで仕事をした後、アメリカに渡ったイラストレーター。子どもにお話を聞かせたりしているうちに、夫婦で童話を書き始めたことがきっかけで、「ごきげんならいおん」や「がちょうのペチューニア」のシリーズや「はる・なつ・あき・ふゆ いろいろのいえ」「クリスマスにはおひげがいっぱい!?」など多数の絵本を出しています(ちなみにアルビン・トレッセルトはおくさんではありません)。
デュボアザンの本は昔から好きで、子どもが生まれる前から少しずつ集めていたのですが、最近になってまた集める速度が速まってきました。でも、わりとテキストが多い本が多いので、寝る前に読むのが面倒であまり読み聞かせとかしてません。いや、この本で言えばわたしが持っているのは英語版なのでそもそも読み聞かせできませんが。

「アンソロジー カレーライス」

■子どもの頃食べた懐かしい味のカレー、これまでに食べた中で最もおいしいカレー、自分の得意なカレーのレシピ、旅先で食べたまずいカレー‥‥と、当たり前の話ですが、カレーの話ばかり。よく考えたら前に読んだ「おやつ」はじめ、お酒やお茶など食べもの随筆のアンソロジーに取り上げられているテーマって、一つのものというよりもあるジャンルについて集められたものが多い。なので、この「カレーライス」のように一品について書かれた文章をまとめて読むと、なんだか勢いに押されてしまいます。いや、カレーだからこそなのかもしれません。カレーだからこそどの人も思い入れがあり勢いに押されつつ、勢いで読んでしまうのだろう。これがサラダだったらこうまで濃密な雰囲気のアンソロジーにはならないのではないかと。

-■気がつけば11月。先週の三連休は小金井周辺で満喫。昔は毎年楽しみにしていた神田古本市なんてすっかり忘れるほど。連休に入って気がついて、なんだかいろいろ変わったなぁなんて思いつつちょっとショックを受けました。(悪い意味ではないですよ)

■さて、小金井の11月と言えば、小金井のウッドストック、はらっぱ祭り。今年は11月1日、2日に行われました。1日の土曜は幼稚園がお休みだったので、2日間続けて朝から遊びに行こうと思っていたのですが、あいにくの雨、でした。日曜は雨も止んでまぁまぁ天気もよかったので、フリーマーケットで子どもたちの洋服やおもちゃをチェックするために、午前中から出かけてきました。まぁ基本的に幼稚園のお父さんやはけ市のメンバーと、出店しているお店の食べものを食べながら昼間から芝生の上でビール飲んで、なんとなくライブを見たりしているだけなんですけどね。子どもたちも勝手に友だちとどこかに行ったりしてすぐに行方不明になるし‥‥。
-うちはまだ子どもたちが小さいので、わりと早めに行って早めに帰ってきてしまうのだけれど、夜になると街灯もなく真っ暗の中、ステージを中心にところどころに灯りがついている中でライブも盛り上がっているようなので、来年、再来年あたりは、夜まで楽しみたい。

■シャトー2Fのカフェが11月から店長が変わるということで、日曜はプレオープンのイベントもあったので、はらっぱ祭りからシャトー2Fへのはしご。こちらも子どもたちをすみっこの部屋で勝手に遊ばせつつ、おいしい食べ物を食べながらビールを飲む。4時くらいに行ったときは、あまり人もいなくて出てくる食べものを食べ放題のように食べてました。今までとこれからではキャラクターがまったく違う人が店長になるので、これからどんな風に変わっていくか楽しみです。そしてこれからも引き続き、カヌー犬ブックスの本を置かせてくださいね。(なかなか入れ替えられなくて申しわけありません)

-■ちなみに雨が降った土曜日は、はけ市のメンバーによる atelier tempoの開店記念もあり、東小金井駅の高架下で行われていたはけのおいしい朝市へ行ってきました。まずはあたらしい日常料理 ふじわらのランチプレートでごはん。カレーがおいしい。
普段はちょっと辛かったりすると、すぐに「辛すぎる」という子どもたちももぐもぐと食べる。食べている途中で次々とお店に友だちが入ってきて、いろいろ話したり、子ども同士で遊んだりする。もちろん近隣に住んでいる人なのだけれど、もともとはいろいろなところで知り合った人たちで、気がついたら同じところにいるというめぐり合わせの妙。中にはわたしが90年代の中ごろに調布でDJイベントをやっていた時に知り合った人もいたりするしね。
などと思ったのは、お店を回っていたら、わたしが15年以上前に勤めていた会社で一緒だった人が、出店していたHOT BAGLESで、ベーグルを売ってたから。その友だちの家の近所にHOT BAGLESがあるらしく、通っているうちにバイトするようになったらしい。いや、近くに住んでいてはけ市などで会ったりしていたけど、まさかそんな風にいるとはね。いつかタイミングが合って、同じときに一緒にお店を出すほうではけ市に参加することになるかも?たのしみ。

■連休の最後は、やぼろじのcircle gallery&booksで行われたshunshunと宮内優里のライブ。
宮内優里がいつものようにさまざまな楽器を使い曲を演奏している横で、shunshunが即興で絵を描いていくというもの。まず一つの楽器の音が響き、それがループされ、続いて次楽器のフレーズが演奏され、ループされていた音と響き合う‥‥という宮内優里のライブと、一枚の紙の上で、一本の線から始まって、最終的には一つの世界が描かれるというshunshunのドローイングは、どこか似てる。それが演奏のテンポに合わせて描かれたり、音に合わせて絵が描かれたり、絵に合わせて音が変わったりする時もあって、耳と目、両方の刺激を受けました。

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ロケーションも蔵を改装したcircle gallery&booksのちょっと暗くて屋根裏っぽい狭い空間で、20人くらいしか観客もいなくて、かなりぜいたく。周りの雰囲気も含めてここでしか味わえないいいライブでした。
宮内優里のライブはよく考えたら江戸東京たてもの園、ミッドタウンの21_21、そしてcircle gallery&booksとちょっと変わったところばかりで見てますね。

「アンソロジー おやつ」

■作家の食べものについて随筆を多いものとしては、お酒関連の話と旅先での話があると思いますが、家で仕事しているということや来客が多く手土産が多いということもあって、おやつに関しての随筆もわりと多いと思う。お酒関連は、食べ物やお酒そのものよりも酒場での出来事だったり一緒に飲んでいる作家仲間の話だったりと交遊録的な部分も含まれるし、旅先での話も当然、旅の出来事がつづられるということを考えると、おやつの話はわりと「おやつ」そのものについて書かれていることが多いような気がします。

■ちょっと前の話になりますが、9月18日に川口で行われていた「川口暮らふと」に行ってきました。大学時代の友だちの奥さんがスタッフをしていることもあって前々から気にはなっていたのですが、やはり川口は遠い。というわけで、今回も行けないかなと思っていたのですが、前日にその友だちから、もう20年くらいあってない別の大学時代の友だちも来るというメールが来たので、行ってみることに。
イベント自体はイトーヨーカドーの前の広場で行われていて、午後から行ったので食べものとかはすでに売れきているところが多くかなりにぎわっていました。久しぶりに会ったせいもあり、ビールを飲んだりしながら、芝生の上でちょっとしたライブを聴きながらずっとしゃべってました。なので、きちんとお店を見ることができず、はけのおいしい朝市にも出ているsafujiさんとコッペさんに挨拶をしたくらい。
ちなみに二人とも4歳の男の子の子どもがいて、わりとおとなしい感じの子だったので、うちの子たちが会っていきなり兄弟で殴り合いを始めたりしたせいでかなりひいてました。なんだかなぁ~しかし、20年ぶりに会った同年代の友だちの子どもも同じくらいの歳というのも不思議。これを機にまた会ったりできれば、と思う。

-■帰りは、川口の駅の近くにあるたぬきという居酒屋でみんなで食事。昔からあるような古い建物で、お店の人も出てくる食事も素朴な感じでよかった。2階が座敷になっていて、早い時間だったので途中までほかにお客さんもいなかったしね。

■次の19日は調布飛行場祭り。これも10年以上ぶりかな。たくさんの出店や飛行場の人たちのフリマっぽい飛行機などに関するものを出しているお店が出ていてなかなか楽しかった。小型飛行機の席まで売ってましたよ。ただ飛行機自体にはあまり乗ったりできず、滑走路の一部に出て、いつもよりもちょっと近くで見れるくらいだったのが残念。まぁ個人のものだったり商用機なので仕方ないんでしょうけど、子連れとしてはいろいろ乗せてみたかったかな。近いこともあって家でお昼ごはんを食べてから散歩がてら自転車で行ってみたのですが、午前中から行って、お店をぐるぐる回ったり、お昼ごはんを食べたり、がっつり楽しむ感じで行くべきだったかもしれません。

「小僧の神様」-志賀直哉-

■この本は同じ新潮社文庫版で中学生くらいの時期に読んだ記憶があります。タイトルにもなっている有名な「小僧の神様」と「城の崎にて」くらいはなんとなく内容を覚えているけれど、ほかについてはすっかり忘れてました。いや、ちゃんと読んでなかったような気もします。特に後半の「山科の記憶」「痴情」「晩秋」あたりの40歳過ぎた後の自身の浮気をモチーフにした作品なんて、中学生にとってどうよんでいものやらと思う。逆に40歳過ぎた今読むと妙にリアルに感じてしまう(いや、わたしが浮気してるとかではないですよ)。
とはいうものの「小僧の神様」なんかも、短い作品なのに途中で語り手が変わって、描かれている情景などが前半と後半で違うものになり、さらに最後には作者ができてきたりして、ストーリーを追うだけではこの作品のおもしろさはわからないので、それを当時のわたしが理解していたかというとかなり疑問。おそらくまったく気づいていなかったと思います。
このほかにもわたしが気づかず、さらりと読み飛ばしてしまった中に文章の工夫などがあるのだろうな、と思う。そして読むたびに少しずつ気づくのかもしれません。

■昨日のはけのおいしい朝市も無事終了しました。ものすごいたくさんの人で神社の境内が賑わっていて、カヌー犬ブックスにもたくさんの人が本を見に来てくれてありがとうございました。ときどき広いほうを眺めながら、ステージから聞こえてくる音楽を聴いたりしていました。しゃがんで絵本を子どもたちに見せているお母さんやお父さんが多く、毎回、ちゃんと本を読む場所を作れたら、と思いつつもなかなかスペースの問題や什器の搬入ができなくて実現できてません。次回までにはいろいろ考えたいと思ってます。今回も中古レコードのハイフェデリティさんと一緒に出店させていただいたのですが、うちの子+ハイフェデリティさんのお子さんで男の子4人ということで、いつものことながらバックはかなり騒がしいことになっていましたが、子どもたちがどこにいってもわりと心配せずにほっておけるのもはけ市のいいところです。来ていただいた皆さま、はけ市の実行委員の皆さま、ボランティアスタッフの方々、ありがとうございました!

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-■で、話は遡りますが(これ以下はけっこう前に書いて放置してました)、先月末で暁くんも3歳を迎えました。暁くんが生まれたと聞いて新幹線で長崎まで行ったのが、ずいぶん前のことのような、つい最近のことのような‥‥前にも書いたかもしれませんが、漣くんが3歳になった時は、大きくなったな、と思ったものですが、暁くんを見ていると、まだまだ小さいなぁと思う。単に比較対象があるかないかの違いですが、なんか不思議。実際は、下の子は上の子のまねをするので、しゃべるもの3歳のときの漣くんより達者だし(というか幼稚園のおにいさんたちのまねをして言葉遣いが悪い)、動きも早い。興味を持つ対象もとっくにアンパンマンやトーマスは卒業してるので、成長は早いんですけどね。
当日はミオ犬手作りのシフォンケーキを食べて、近くのホーマーというレストランで食事。ホーマーは引っ越してきた時から気にはなっていたのですが、なかなか行く機会がなかったんですよね。日曜の夜ということもあって子ども連れのお客さんもたくさんいて、気楽だったし、食事もおいしいし、機会があったらまた行こうと思う。
お客さんでお父さんと男の子の子どもの二人というパターンが妙に多かったのは、日曜の夜にお母さんが出かけて、男二人でごはんなのでちょっと外食しようかという家庭が多かったんでしょうか。食事をしているときの二人の会話とかも含めてなんだかいろいろ想像してしまいました。

■その前の日は一人で出かけて高円寺の古書会館に行ったので、アムレテロンで開催していたの「幻のレコードジャケット」展を見ました。
死んだ伯父さんの遺品の中にあったジャケットのない傷だらけの10インチのレコード、よくわからない言葉の手紙が添えられており、音を聴いてもいったいなんなのか、わからない。でも伯父さんがたいせつにしていたことだけがわかる‥‥そんな設定で制作されたレコードジャケットが展示されていて、シチュエーションのおもしろさもさることながら、それぞれのレコードジャケットからそれぞれの音楽が聞こえてくるようでおもしろかったです。中でも平木元さんの細部まで凝った世界観の作り込みがすごかったです。展覧会に合わせていろいろな人が選曲したお店のBGMもよかった。アムレテロンでは、ルーシー君が選んだレコードを販売していて、気になるジャケットのレコードもいくつかあって試聴したかったのですが、BGMを妨げて、お店の雰囲気を壊しそうだったので遠慮してしまいました(試聴せずに買えよ、と)

■恵比寿のMA2 GalleryとNADiff Galleryでやっていた近藤恵介の個展を見る。MA2 Galleryでは、2013年9月からはじめた、12か月連続で新作を発表し続ける「12ヶ月のための絵画」というプロジェクトで発表された作品が展示されており、NADiff Galleryでは、それらをまとめた作品集「2ヶ月のための絵画」の印刷物を素材に作られた新たな作品と、いくつかの絵画作品が展示されていました。過去の作品と比べても大きく作風が変わっているわけではないので、2つの個展に大きな差はないけれど、オリジナルの作品とじっくり見るという形と、印刷物をもとに新たな作品を作るという試みとで、自分で意識しなくても作品の接し方が変わってしまうのが興味深い。
で、なんとなく同じように日本画専攻しながらアニメ的手法で有名になった村上隆のことを思い出してみたり‥‥

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■恵比寿のNADiff Galleryに行くのは初めて。表参道にあった頃はよく行ってて、カフェでお茶したり、個展に合わせたイベントに行ったりしてました。移転したNADiff Galleryは、店内に螺旋階段があったり、1階が本屋さん、地下と2階がギャラリーとなっていて、思ったよりも大きく、きれいなお店で、並べてある本もどれもセンスのいいおもしろそうな本ばかり。こんな本屋さんが近くにあったらなぁと思ってしまう。やっぱり毎日アマゾンを見るよりも、週に1回でもいいから、実際にいろいろな本屋に行ったほうが、視界も広がるし、勉強になるな、と実感。レコメンドって結局似たような人の「傾向」を見ているだけなので、「お!」という驚きがないんですよね~。

「清兵衛と瓢箪・網走まで」-志賀直哉-

■志賀直哉の小説をきちんと読んでみようと思って、明治37年の「菜の花と小娘」から大正3年の「児を盗む話」まで、初期の短編小説18編を収録した短編集。無知をさらけ出してしまうと、志賀直哉というと私小説というイメージがあったので、「剃刀」「濁った頭」「范の犯罪」「児を盗む話」といったミステリっぽい作品にちょっとびっくり。それらもトーンとしてはわりと淡々とした筆致で状況や心境が描かれていて、短い中でひきこまれつつも、最後にはちょっとした余韻が残るという感じですかね。やはり「祖母の為に」といったストレートに自身の経験をもとにした作品にひかれつつも、全体のバランスとしてさまざまなタイプの作品が収録されているので、単調にならずに読み進められます。そういう意味では。自身の父親との確執を背景にフィクションとして描いた表題の「清兵衛と瓢箪」は秀逸(ってちょっとエラそう)。

■なかなか雑記を更新できないので、終わってしまったものも含めて告知をいくつか。

■前回(っていつだ?)、渋谷のロフトで開催されているどうぶつのほんやさんについて書きましたが、期間中一回だけ会場に行くことができました。円形の柱に本が並んでいていい感じで、その周りをまわりながら、ほかの本屋さんの本を眺めたり、お店の名前の由来に「そうだったのか!」とうなずいてみたり、メインのブックカバー展、空の本屋さんの、架空のブックカバー展、旅する古書ノ市と閉店ぎりぎりに行ったのについ歩き回ってしまいました。前にこぐま社のパンフレットで見た馬場のぼるのかえる手ぬぐいをミオ犬のおみやげとして購入。

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-■9月20日配布のメトロミニッツの「100年後まで残したい料理本」特集で2冊料理本を選ばせていただきました。わたしが選ばせていただいた「17人の100年後まで残したい料理本」から高畑充希や小宮山雄飛種村弘が選ぶ料理本、近代文学における食、東京の料理本の専門店の紹介や温泉旅と料理本、そして日本の料理本の歴史まで、フリーペーパーですが、なかなか充実した内容となっていて必見です!ってもう置いていない駅が多くなってしまってるみたいですが。
ほんとはじっくりと本を選んで、できればもう一度ちゃんと読んだうえで書きたかったのですが、会社の仕事が立て込んでいいたりどうぶつのほんやさんの準備があったりする時期で、記憶を頼りに書いているので、内容に関してはあまり自信はないです。もしかしたら間違ったこと書いてるかもしれません。(いいわけ)

-■で、今週末10月12日は、はけのおいしい朝市に出店します。去年に引き続き小金井神社での開催!antiques-educo、safuji、SPOONFUL、dogdeco HOME、中村文具店、PETAL.、珈琲屋台 出茶屋、YUZURIHA、といったレギュラーメンバーに加え、A.K.Lab、北川ベーカリー、ケーニッヒ、天然酵母パン ゼルコバ、六甲山といった食べもの屋さんからatelier coin、coupe、世界のかご カゴアミドリヨシタ手工業デザイン室といった手仕事のもの、そしてワークショップや音楽イベントなど盛りだくさんです。
カヌー犬ブックスは去年の小金井神社、今年3月の江戸東京たてもの園での開催に続き、中古レコード屋のHigh Fidelityと一緒に出店させていただきます。High Fidelityのレコードもよいセンスでいいレコードが多いんですよ~
台風が近づいていますが、晴れるといいなぁ~よろしくお願いします-!

はけのおいしい朝市 vol.62 in 小金井神社
日時:2014年10月12日(日)9時~16時(雨天決行・荒天中止)
会場:小金井神社 東京都小金井市中町4-7-2