◆4月1日、はけのおいしい朝市に出店させていただきます!
2006年に世田谷文学館で行われた「暮らしの手帖・花森安治展」の図録。去年、生誕100年を記念して「花森安治のデザイン」や「花森安治戯文集1~3」が刊行されたりしたので、そっちを買えばいいかな、という気もしないでもないですけど、これはこれでいいんですよ。と書きつつ展覧会を見に行った時の雑記を見てみたらかなり冷めたことがが書いてあって、自分で書いたことながらびっくり。今も続いている雑誌に対してあまりにも懐古的な視点、かつ今に都合のよい解釈をされているのが気に入らなかったらしい。ははは。(あえてリンクはつけません)
そしてこの時点では、松浦弥太郎はまだ「暮しの手帖」の編集長ではなくて、「traveling cow books」として、寒い中、世田谷文学館の前で本を売っていたんだなあ、と思うとなんか不思議です。「暮しの手帖」は、松浦弥太郎が編集長になってほんと素敵になっよねぇ。毎号買っているわけではないですけどね。
ちなみに今、世田谷文学館では、1930年代に世田谷で活動した文学、絵画、写真、映画、音楽などさまざまな分野の作家の作品、資料を展示した「都市から郊外へー1930年代の東京」という展覧会が開催されてて、タイミング・機会が合えば見に行きたいと思ってるんですが、どうなることやら。4月8日までなんで。あと3週間くらいか‥‥。
さて、トップページではすでに告知をしていますが、4月1日に行われるはけのおいしい朝市にカヌー犬ブックスも古本屋さんとして出店させていただきます。
はけのおいしい朝市は、武蔵小金井にあるdogdeco HOME、中村文具店を会場に、はけ(国分寺崖線)の周りのお店が毎月第一日曜日に行っている朝市。お店の中や外にパンやお菓子、器、お花、文房具‥‥といったお店が並び、店先ではコーヒーを飲めたりするとともに、毎回いろいろなお店がゲストとして参加したり、ワークショップなども開かれたりしています。
わたしがはけのおいしい朝市に初めて行ったのは、今の家に引っ越してきてから少し経った頃のことで、駅から歩いて帰ってくる途中にあったPetal.で多肉植物を買ったときにちらしをもらったのがきっかけでした。行く前はお店の前に出ていた出茶屋さんのところで、コーヒーを飲んだりしてゆつくりごはんが食べれればと思っていたのですが、冬の寒くて風が強い日だったので、さすがに0歳児を連れて外でのんびりというわけにもいかず、ベーグルサンドとおやつ、コーヒーを買っただけで、すぐに家に帰って来てしまったんですよね。
あれから2年くらい経ちますが、開催するごとににぎやかになっていって、わたし自身は2、3か月に一回ちょっと寄ってちょ二つとパンとかお菓子とかを買う程度なんですけど、国立のニチニチ日曜市とともに毎月、楽しみなイベントとなってます。
そんなわけで、まだ持っていく本もぜんぜん選んでないし、どんな風なお店にしようかとかなんにも考えてないんですけど、今からワクワク。はけ市は、ニチニチ日曜市と違って、小さな子どもがたくさん来てお店のまわりで遊んでいたりするので、気持ち的には漣くんをはじめ子どもでも楽しめるような本屋にしたいと思ってるんですがどうなるかな?
今年は寒いので、まださくらは咲いてないだろうけれど、暖かくなって、朝市に来たついでに野川沿いを散歩したりできるような感じになるといいな、と。
はけのおいしい朝市に来ていただける方で、もしサイトの方を見ていただき欲しい本がありましたら、事前にサイトからご注文いただければ、当日、本をお持ちいたします。その場合、サイトに記載している価格から2割引、もちろん送料は無料とさせていただきます。仮に来ることができなくなったり、その場で本を見てみたうえで、キャンセルしていただいてもぜんぜん構いませんので、気軽にご注文いただければと思います。
なおご注文の際はコメント欄に「はけのおいしい朝市での受け渡し希望」と記載してください。よろしくおねがいしますー
第32回のはけのおいしい朝市
【第一会場】dogdecoHOME
開催時間: 9:00~13:00
出店:dog deco HOME、出茶屋、PETAL.、YUZURIHA、spoonful、季節のおやつ ミズタマ、北川ベーカリー
【第二会場】中村文具店
開催時間: 10:00~14:00(朝市は10時から14時までですが、夕方くらいまで営業している予定です)
出店:中村文具店、やまさき薫、古本 カヌー犬ブックス
→詳細ははけのおいしい朝市ブログで!
◆ムンカッチ展とデパートの美術館についての雑感
◆iPhoneで撮ったデジタルの写真は“写真”って言っていいんでしょうか?
◆昔は写真家の情報言えば「スタジオヴォイス」の“写真集の現在”特集でした。
◆「パンラボ」展やら蓮沼執太のインストアライブやら。表参道~渋谷散歩


UTRECHT/NOW IDeAでは読むパン屋「パンラボ」展がやっていて中日黒にあるシャポー・ド・パイユというパン屋さんのサンドウィッチがテラスで食べられたりしていました。でも事前にぜんぜんチェックしてなかったので、テラスでサンドウィッチが食べられることも知らず、お腹いっぱいの状態で行ってしまい、大しっぱい。テラスで食べても寒くない程度に暖かったし、テラスの雰囲気もよかったので(ビル全体がいい感じでした)、ゆっくりしたかったです。毎月第2、第4週末はヨーロッパの地方菓子をベースにしたケーキやタルトをテラスで食べられるみたいなので、また機会をみて行ってみたい。
◆今世紀、初めてのドライブ
土曜日は、近くの安いレンタカーで車を借りて練習がてら福生まで行ってきました。もともと車でどこかに行くという習憤がないので、実際にどこに行こうか考えるとぜんぜん思い浮かばないし、11時くらいにうちを出て5時くらいに帰ってくるとして、どこまで行けるのかもわからいというあり様。まあ主の目的は運転の練習なのでどこでもいいんですけど。去年、暁くんが生まれる前にひとりになったときに、ペーパードライバー講習を受けて、12年ぷりに車を運転したのだけれど、その後、結局運転する機会もなく気がついたらそれから4か月が経ってしまいましたからね。当分は車を買う予定もなかったりするので、これからは意識して定期的にどこかに行かなくては。
で、どこに行ったかと言えば、電車で行くにはちょっと面倒な立川にあるゼルコバという天然酵母のパン屋さんだったり、そのまま福生の町中を走ってみたりって感じで特にどこに行くわけでもなにをするわけでもなく一日が過ぎてしまいました。
◆居ごこちのよい旅、居ごこちのよいカフェ
代々木にある古い一軒家をそのまま利用したカフェ。前に行ったのがいつだったのか思い出せないけれど、プチグラのセールに行った帰りに寄ったのを覚えてます。ごはんを食べてたら偶然に友だちと会ったんですよね。
こちらもキィニョンに負けないくらいファンシーなカフェ。高円寺のほうには行ったことがあったけれど吉祥寺のほうに初めて行ってみました。つうか、漣くんがいなきゃこんなカフェ行げませんって。
◆植田正治が生きてたらデジタルカメラについてなんて書くのだろう
◆ホンマタカシ写真展『その森の子供 mushrooms from the forest 2012.
ついでに会場となっているBlind Galleryがそれほど広くないスペースということもあり、展示されている写真は20点余りなのですが、この写真集には150点近くの写真が収録されているということで写真集も購入。
あーでもそんなに長い時間楽しめるという場所でもないし、代々木だし、施設のプロデューサーは小林武史だったり、なぜか大沢伸一とかも絡んでいたりで、まあ微妙に不思議な場所なのでどうかなーという気も。
◆一番初めにさわったカメラ