「アンソロジー そば」

■テーマに合わせて食べ物についてのエッセイを収録したアンソロジー。今回のテーマは“そば”。大まかには自分の好きなそば屋の思い出とそば屋で飲む話が多いかな。あとはうどんとそばの比較とか。意外と自分でそばを打つ話がみなみらんぽうくらいしか書いてないのは、素人がそばを打つという趣味が最近のものだからか?ただ全編そばのわりに飽きずに楽しく読めるのは、そばそのものよりも、そのそば屋に行くまでのシチュエーションをつづっているものが多いからかもしれません。
こういう文章を読み続けていると昼間からそば屋でお酒を飲んだりしたくなるけど、昼間からのんびりお酒を飲むなんて、今のわたしには贅沢すぎる。そもそも年に数回しか一人で昼間に出歩くことがないので、行きたいところ詰めすぎちゃって、とてものんびり飲むなんて感じではないです。子どもたちがもう少し大きくなったらそういう環境になるんでしょうかねぇ~

■とはいいつつも、最近はお酒ばかり飲んでる。幼稚園の園長が中心になって、楽器を弾けるお父さんたちで組んでいるオヤジバンドに参加してるのですが、10月10日にお山のおまつりがあったのでその練習で、土曜日になると夜幼稚園に行って、ビールとか飲みながら練習して、そのまま飲みに行くパターンが3週続いてしまった。わたし自身は楽器はできないので、歌というかコーラスなんで、かなり気楽に行ってることもあって、もう練習と言うより飲みがメインという感じです。幼稚園のお父さんたちと飲むと、みんな近所に住んでいるので、誰も「終電だから帰る」という人がいなくて、気がつくと1時くらいになっていたりするのがこわい。

-■あと、10月3日にClub Heavenの20周年記念パーティに行ってきた。Club Heavenは六本木時代は知らなくて、吉祥寺に移ってきた時に友だちに誘われて行ったのが初めてなので1997年かな。2年くらいは毎月遊びに行って、朝まで遊んで、そのあとのデニーズまで行っていたものだけれど、2000年代はあまり行ってない。まぁ結婚もしたし、年齢的に朝まで遊んでるのがきつくなってきたってこともあるし、単にUKロックを聴かなくなったということもある。ちゃんと聴いてないので、実際、今回もこの曲聴いたことあるけど、まったくタイトル思い出せないって曲が多くてびっくりした。いや、だからこそ楽しいってこともある。Club Heavenのいいところは3人ともすごく音楽を知ってるのに、イベント自体はマニアックではないってところだなぁとあらためて思いました。
しかし、20周年ということで、盛り上がる曲が多かったということを鑑みても、この盛り上がり方で朝まで踊り続けて、その後も話し込んでいたという20代の体力ってすごい。そんな遊び方もうできない年齢になってしまいました。
今は不定期にしか開催してないけど、年に数回くらいはやって欲しい。