「おいしいはなし:台所のエッセイ集」-高峰秀子編-

■向田邦子、幸田文、山田風太郎、井上ひさし、玉村豊男、安野光雅、中山千夏、石井好子‥‥など、高峰秀子が50冊近い本から選んだ料理随筆を23編収録したアンソロジー。どこかユーモアのただよう文章が多く収録されていて気軽に読める感じがいい。
高峰秀子自身もたくさんのエッセイ集を出していて、「台所のオーケストラ」など食に関するものもあるし、旅に関する旦那さんの松山善三との共著もあるので、ちゃんと読んでみようと思っているのだけれど、意外と読んでないかも。何気に沢村貞子とごっちゃになっている部分もあります(すみません)。

■7月は本の更新もほとんどせずに、スマートフォン用のサイトを作ってました。といってもスマートフォンで見やすいようにレイアウトを変更したものを追加しただけですが‥‥。ほんとはスマートフォンならではの見せ方をもう少し考えたくて、ライブラリーとか見てみたのですが、今って文字コードがUTF-8なんですよね。カヌー犬ブックスのプログラムはShift-JISなんでそこから変更するのはいろいろ難しく‥‥。そろそろプログラム自体も変更する時期に来てるのかもしれません。
今回スマートフォン対応を見送った雑記についても、時期を見てなんらかの対応を行う予定。まぁ特にどうという内容でもないので、わざわざスマートフォンで見る人も多くないと思いますが。

-■そんなわけでこの雑記もほとんど更新できず。読み終わった本が何冊かたまっているので、ちょっと頻度をあげて更新していきたいと思ってます(思ってるだけ?)。

■金曜の夜は思っていたよりも早くMTGが終わったので、無理やりさくっとあがって、ブラックベルベッツのライブを見に丸の内ハウスに行ってきました。新丸ビルなんて行くのは初めて。金曜だけあってレストラン全体ではほぼ満席の大賑わいでしたが、ライブをやっていたテラスはそれほど人がいなくて、時間は短かったけれど、ゆっくり演奏を聴けてよかった。ここで飲んでてライブ見ないなんて、なんてもったいないことだろうと思うけれど、楽しみ方はひとそれぞれ、ですからね。
ブラックベルベッツは、明和電機の経理のヲノさんとして知られるヲノサトル、センベロ名義でも活動するサックス奏者の田中邦和、デミセミクエーバーのギタリストのテラシィイ、打楽器奏者の山口ともの4人組のバンド。
-昭和の歌謡曲やラテン、ジャズのスタンダードをちょっと変わった感じのアレンジで演奏していて、このバンドを知らない人でも楽しめるのではないかと思う。当日の朝にライブがあることを知ったので一人で行ってしまったけれど、5人くらいで行きたかったかも。

■週末は小金井公園の江戸東京たてもの園でおこなわれた下町夕涼みへ。遊びに行くのは今年で3回目ですが、年々人が多くなって、中に入るのも食べものを買うのにも長い列ができていました。行くのが遅かったこともあり、建物や盆踊りの様子を楽しんだりすることもなく、、中に入って焼きそばやお好み焼きをちょっと食べてから、路面電車で遊んだり、消防服を着て消防車に乗ったり、妖怪の展示を見たりと、お祭りとはあまり関係ないところで遊んでいました。そのせいか一緒に飲もうと思っていた女の子二人の幼稚園のお父さんとは会えず。男の子と女の子では狭い会場でも行動範囲が違ってきますね。