「良平のヨコハマ案内」-柳原良平-

◆第4回東京蚤の市に参加しました。たくさんの人に来ていただきありがとうございました!

みなとみらい地区で横浜博覧会が開催された1989年に出た本。
「みなとみらい21」プロジェクトを筆頭に大きく変わろうとしていく当時の横浜で、柳原良平が関わったプロジェクトの顛末や、当時で横浜に移り住んで25年の柳原良平の行きつけのお店や場所などがイラストと文章でつづられています。街並みが変わっていことに対する不安や怒り(?)もあると思うのですが、マイナス面に関して最小限に抑えられているところが柳原良平らしい(単にかけなかったのかもしれませんが)。ついこれを山口瞳や開高健が書いたら‥‥と思ってしまうけれど、それは野暮というもので‥‥

わたし自身のことで言えば、横浜によく遊びに行っていたのは1985年からこの時期ぐらいまでなので、この本が出てから24年、この後、いろいろと再開発が進んてかなり街の様子も変わったと思うけれど、実際どうなのかよくわかりません。そもそもわたしが横浜に遊びに行ってたのだって高校時代が中心なわけで、古本屋とか中古レコード屋とか雑貨屋とか喫茶店ぐらいしか行ってないですしね(今とほとんど同じか?)。あとはちょっと背伸びして491houseとかよいどれ伯爵、BarBarBarあたりでジャズのライブを聴いたくらいなのですよ。なので、横浜がどう変わっていこうと何にも言えないナー

それにしてもこの本が出てからの期間と柳原良平は横浜に移り住んでからこの本を書いた期間がほぼ同じなんですよね。そう考えると1964年から1989年の変化と1989年から2013年の変化ってどのくらい違うものなんだろうか。

さて、11月9日、10日は京王閣で行われた東京蚤の市に出店しました。昨年から始まって今回で4回目。開催されるごとにお店の数も増えていって今回は150店あまりのお店が京王閣に集まりました。今回は天気予報があまりよくなくて、日曜日には雨が降ったときの対策として場所を移動したりするお店がありましたが、無事開催できて、かつ雨も降らなくてよかったです。でも、なんかお店もお客さんも、そして主催している手紙社さんも、みんな天気予報に振り回されてしまったような感じだったかもしれません。
そんな中でもたくさんの人に来ていただきありがとうございました。またスタッフやボランティアの皆さまありがとうございました。

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わたし自身は今回は特に買ったものもなく、ときどきお店を離れて会場を子どもたちと歩き回ったり遊んだり、ドーナツやワッフルを食べたりしていました。今回は古本屋さんが屋内だったので、ステージや会場の様子があまり伝わってこなかったり、外の喧騒が聞こえてこなかったのが残念だったかも?でも屋内だったせいで雨の不安もなく、またそれほど寒くもなく快適に過ごせたのでなにも言えませんが‥‥。
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ミオ犬が買ったクマゴローと珍犬ハックルと塗り絵

しかし、回を追うごとに子どもたちの騒ぎっぷりが加速していて、特に前回からは幼稚園の友だちとかも遊びに来てくれるようになったので、手がつけられなくなってしまっててちょっと困った感じです(遊びに来てくれるのはいろんな意味ですごくうれしいですけどね)。ほんと両隣のお店には申しわけなかったです。もし次回も蚤の市に誘われたら、そのときにほかの古本屋さんから「カヌー犬ブックスの隣は避けてほしい」と言われたらどうしようかと思ってるくらいです。あ~あ