「スコットランドの鴎」-大岡昇平-

◆はらっぱ祭2013

前にも(いつも?)書いているけれど、三月書房の小型本だと読んだことのない作家の本もつい買ってしまいます。大岡昇平の本もこれが初めて。まぁこれだけ読んでどうのこうの言うのもなんなのでコメントはなし。でも「武蔵野夫人」が小金井、特に“はけ”を舞台にしていて、しかもその辺の風景や地形がかなり書き込んであるということを初めて知って読んでみなくては、という気持ちになりました。

三連休は、その“はけ”、野川沿いにある“はらっぱ”で行われたはらっぱ祭に去年に引き続いて2日連続で行ってきました。ここに引越してきてちょうど4年、引越してきたのが10月31日だったのではじめの年はお祭りどころではなかったけれど(漣くんもまだ0歳だったしね)、それから3年毎年来ていて、いる時間もだんだんと長くなってきています。今年は昼前から5時過ぎ、暗くなるまで遊んでいました。会場がはらっぱなので当然照明もなく夜になると真っ暗になってしまうため、来年はランタンを持っていって夜まで楽しみたいですね。
といっても、特に何をしているわけでもなくて、ステージで行われているライブをBGMに屋台のご飯を食べて、ビール飲んで、友だちと話したり、子どもたちが遊んでいるので見ていたり、というかなりゆるい感じです。今年は、幼稚園の友だちがたくさん来ていたので、漣くんは友だちと勝手に遊んでいるあいだ、お父さん同士でのんびりビールやホットワインを飲んでました(そのせいでかなり飲みすぎました)。

-ライブのほうは、途中までだったけれど、レゲレーション・インディペンダンスを聴けたのがよかった。レゲレーション・インディペンダンスは、4月に国立の大学通りで土生剛がライブをやったときにちょっとだけ聴いてちょっと気になっていたバンド。ダブっぽいテイストで、11人のメンバーによる厚いサウンドがかっこいい。4時半からスタートだったのですが、演奏が進むにつれてだんだんとまわりが暗くシチュエーションも最高でした。やっぱり野外で聴くレゲエはいいです。アルバムも出ているらしいので今度見つけたら買おう~
で、レゲレーション・インディペンダンスを聴きながら、わたしがスカやレゲエが好きなわりにはスカパラにあまりはまらない理由って、たぶんダブの要素がないからなんだろうなってことに、今さらながらに気がつきました。その辺はスカ/レゲエを始めて意識したミュートビートの影響が大きいわけで。三つ子の魂‥‥。まぁロッキンタイムやマイスティースは好きでときどき聴いてますが、それもすごい好きというわけではなくて、ダブの緊張感に疲れたときのほっと一息って感じですね。でもスカコアは別かも?あ、それも初めてスカというものを聴いたのがマッドネスやスペシャルズだったからか?三つ子の魂‥‥。