「並木印象」-石田千-

◆ゴールデンウィークはフリーライブ三昧?Bloodest Saxophone、宮内優里そしてCOINN

石田千の本はテーマが決められているものがいい。でもその世界に入り込むとおもしろいのだけれど、気持ちが入らないと文面を上滑りするようでなかなか頭に入ってこなかったりします。優しい文体だけれど、さらっとは読み飛ばせない感じ。そこが石田千の本の魅力でもありますね。

ゴールデンウィークは近場をうろうろして、なぜかフリーのライブをよく見てました~

吉祥寺音楽祭の一環でパルコの前の歩行者天国で見たBloodest Saxophoneは中学のときの同級生がやっているバンド。中学に入った時に出席番号順の席ですぐ後ろに座ってたのがテナーサックスの甲田伸太郎でした。前々から母親から「伸太郎くんが今でもバンドをやっているらしいのだけれど知ってる?」と言われていたのですが、去年たまたまネットで見つけてfacebookでつながったりしてる。不思議。
-ジャイヴというか50年代のジャズやリズム&ブルース、ブルースに影響を受けたインストバンドで、いい意味でストレートなエンターテインメントなジャズの演奏がいい。パルコ前のライブでもプラターズの「「Twilight Time」を豪快にカバーしてました。機会があればライブハウスでビール片手に聴きたい。そういう音楽。声をかけたらわかってもらえてうれしかったです。高校は違ったし成人式もあまり記憶がないので、会うのはたぶん30年ぶりくらいですから。う~ん。

ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTでやっている「デザインあ展」では、展覧会が始まった時から行こうと思っていた宮内優里のフリーライブ&ワークショップ。前日のUSTで展覧会のほうがかなり混んでいると話していたので見れるかどうかドキドキしていたのですが、11時前にミッドタウンにいくと会場の前はすでに長蛇の列になっていて1時間待ちというね‥‥。それでも後半、みんなで「あ!」とか言って録音する場面には間に合ってなかなか楽しかった。漣くんは例によって恥ずかしがってなかなか叫んだりしなかったけど、なぜか家に帰ってから突然「あ!」とか「ああぁ!」とか言い出したりしてあいかわらずでした。
展示のほうは体験型の展示が多く子供でも楽しめるものだったのですが、なんせ人が多くてなかなか順番が回ってこなくて、待っている間に暁くんがどこかに歩いてしまったり、漣くんも待つのにちょっと飽きてしまったりという状態。特に漣くんは強引にやりたいところに入っていったりするタイプではないしね。逆に暁くんは好き勝手に列に割り込んでいってしまったりするので、けっこうたいへんでした。結局一番気に入ったのはコーネリアスの音楽に合わせて壁に映像が映し出される部屋で、音楽に合わせて体を動かしたり映像を指さしてみたりしてはしゃいでました。しかしこの展示で1000円はちょっと高い気がしますがどうでしょ?
ちなみにワークショップで録った宮内優里の曲はまだ聴いてません。

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最後は立川のルミネの屋上でやっていた青空ガーデンでのCOINN。青空ガーデンにははけのおいしい朝市のメンバーも出店しており、子どもを連れた友だちもたくさんきていて、天気もよかったしこどもの日らしいいい雰囲気でした。COINNは3月にもセプチマで見たばかりだったのですが、セプチマといい青空ガーデンといいいい場所で見れてよかったです。
ミオ犬は漣くんと宇田川さんのワークショップで勲章ブローチを作ったり、暁くんは同じくらいの歳の子どもとじゃれたりして、わたしはクルミドコーヒーのカフェラテとシンボパンのパンを食べながらのんびりと鑑賞。

やっぱり夜、ライブハウスとかに出かけるのがなんとなく難しいので、昼にやるライブでできれば子どもが騒いだときにどこかに逃げられるところ、って考えると、なんとなくなにかのイベントでやってるライブに行くことになってしまうんですよねぇ。あ、だからみんな子ども連れてフェスに行くのか!