◆築地・新橋、レトロ喫茶めぐり3
食を中心に日本の暮らしについての随筆を歳時記風にまとめたアンソロジィ。串田孫一や藤枝静男、荻昌弘、辻邦生、芝木好子、飯田深雪、永井龍男、沢村貞子、岡部伊都子、辻勲など執筆陣が豪華。日清製粉の創業80年を記念に80の随筆が収録されています。
日清製粉は小麦粉の本とかなにげにいい本を出しているなぁと思う。というか、1990年代はじめくらいまでは、こういった自社に関連する内容を、企業が編纂して出版しているというケースがわりとあったような気がするのですが、最近はあまり見かけないような‥‥。単にそういったものも普通に出版社から出てるだけでしょうかね。
さて、築地・新橋、レトロ喫茶めぐり第三弾。
■いまあさ
ここは、明治に創業したすき焼き屋さんがやっている喫茶店。看板のデザインや店内の様子がモダンでかわいかったです。朝に行った時はお客さんが誰もいなくて、BGMにNHK FMの「元春レディオショウ」の再放送が小さめの音でかかっていて、わたしとしてはかなりいい感じでのんびりしちゃいました。店内のBGMはいつもラジオなのでしょうかね。
昼ごはんもここでドライカレーを食べたのですが、こちらはまぁふつうに喫茶店メニューでした。すき焼き屋さんがやってるということでちょっと期待したんですけどね。ちなみにすき焼き屋さんのほうのランチは一日限定で1000円の定食があるようです。こちらはMTGが終わる時間がいつも1時半くらいになってしまうので断念。さすがに1600円のすき焼きを普通のランチで食べるのはねぇ~
あとで調べて見たらマッチもいい感じのデザインらしいのでもらえばよかったです。いつもはタバコを吸わないのでこういう時、忘れてしまいますね。
会社の人に新橋に大きなメンチカツを食べられるところがあると聞いて行ってみました。MとLのサイズを選べるようになているのですが、わたしはMを注文。それでもかなり大きくて、午後はずっとお腹が苦しかったです。ランチタイムは2時までで、お店に入ったのが1時半くらいだったのですが、お店の中はほぼ満席で、スーツを着たたくさんのサラリーマンがLサイズのメンチカツをほおばっていました。メンチカツ自体はどことなくふわっとした柔らかめなので、サイズは大きいけれど、最初に見たときに思ったよりもさくっと食べられる感じでした。
もちろんほかにもメニューはあるので、夜にきてこれをつまみにビールを飲んでみたいと思うけれど、夜の営業時間が5時から8時までなので職場が近くでないとちょっと無理かな。
築地駅の近くにあるこじんまりとした昔ながらの喫茶店。とりあえず安い。わたしはフルーツジュースとミックスサンド、そしてコーヒーゼリーを食べたのですが、これでだいたい700円くらい。
もちろんサンドイッチなど量は多くないけれど、もうちょっと食べたかったらゼリーじゃなくて130円のホットドッグを頼んでもいいしね。軽く食べる分には全然いい感じです。コーヒーも150円なので近くにあったら入り浸りそう。
全席喫煙化なんのでちょっとタバコの煙は気になりますが、その割にはお店の中もきれいだし、サンドイッチの並べ方もていねいでマスターの性格があらわれてます。
ニュー新橋ビルの1階にある喫茶店。朝で駅前ということもあり待ち合わせっぽい人たちや打ち合わせをしている人が多くいました。メニューにはいろいろな種類のコーヒーや紅茶がありちょっと値段も高めですが、いろいろこだわってそう。それも含めて内装もテーブルや椅子も落ち着いていてこれぞ王道な喫茶店いう雰囲気。