「Bob Gill So Far」-Bob Gill-

◆12月28日に閉店してしまう「静岡おでんROKU」に行ってきました
ボブ・ギルは、軽妙でユーモアあふれるイラストやデザインが特徴的なニューヨーク生まれのグラフィックデザイナー、イラストレーター、コピーライター‥‥。
1950年代からデザイナーとして活動を始め、1960年代にイギリスにわたりアラン・フレッチャー、コリン・フォーブスとともに「フレッチャー・フォーブス・ギル」というデザイン・グループの立ち上げに参加しています。1967年にグループを離れ、1970年代にニューヨークに戻ったあとは、ブロードウェイミュージカルのディレクションを手掛けたり、絵本や雑誌の表紙、ロゴデザイン、ポスター、広告‥‥といった制作活動を続けるかたわら教育活動などにも積極的に行っているようです。
今回初めて知りましたが、ジョージ・ハリスンの「不思議の壁」のジャケットのイラストもボブ・ギルなんですね。
前にアラン・フレッチャーについて調べているときに知って、いつか買おうとリストアップしていた作家だったのですが、集大成的な本が出たということで先日取り上げたソール・バスの本と一緒に購入。こちらも厚さが3cm以上もある大判の本です。絵本も何冊か復刊されているようなので、それも含めてクリスマスのプレゼントにもぴったりだと思いますヨ。

今年最後の飲みは(多分ね)渋谷にある静岡おでんのお店ROKUへ。ここは昔からの知り合いがやっているお店なのですが、今年いっぱいで閉店してしまうのです。11月の終わりくらいから常連さんを中心にクロージングパーティを毎日のようにやっていて、改めてあの小さなお店の磁力の強さを感じました。わたし自身は年に寒い季節になると1日回か2回くらい行く感じで、漣くんが生まれてからはかなりご無沙汰気味だったのですが、居心地の良い店内で友だちと話しながらおでんを少しずつ食べながらお酒をのむのが好きでした。
休日前の22日は9時半くらいからDJイベントになっていて、いつも行っているときとは違う雰囲気だったのですが、かかっている音楽もよかったですし、来ている人もフレンドリーで初めての人でも普通に話しをしたりできて楽しかったです。お客さんが多かったせいで大野さんや渡辺くんとほとんど話ができなかったのがざんねんでしたが‥‥。まぁそれは仕方ないです。開店してから6年、おつかれさまでした~!