「A Life in Film & Design」-Saul Bass-

◆殿ヶ谷戸庭園の紅葉
前々から出ると言われていてなかなか出なかったソール・バスの作品集が、ようやく発売になったのでさっそくアマゾンで注文。今までソール・バスの作品集というとgggのシリーズかアイデアのものしかなかったというのが不思議くらいですが、大判で厚さも4cmくらいあるハードカバーで、企業のロゴ、CIといったグラフィックデザインや映画のタイトルデザイン、広告・ポスターなどが1400以上(って書いてあった。もちろん数えてはいない)収録されており、まさにソール・バスの集大成という感じです。クリスマスのプレゼントにもいいと思います。

こんな本が届くと、昔の映画のサントラを聴きながらココアとかチョコチップクッキーとか食べたりしながら、真夜中にずっと眺めて過ごしたいな一なんて学生時代みたいなことを夢見ちゃいますね。
もっとも学生時代は、こんな洋書高くて買えなかったけど‥‥。何かの雑誌のインタビューでカジくんが「写真集は未来の自分への投資なのでできるだけ買うようにしてる」って言っててうらやましかったもんな。その頃はアマゾンもなかったしな~
まあ実際はゆっくり眺めている暇もなく、年末の楽しみ、みたいなことになってしまってますが‥‥。いや、ただでさえ年末年始のお休みが少ないのに、年末の楽しみとして心の中でとってあるものがすでに多すぎ、という気も‥‥。

-土曜は、国分寺にある殿ヶ谷戸庭園に行ってきました。前回行ったのが冬だったので、あまり気にしていなかったのですが、この時期は紅葉はものすごくきれいで、12月にもかかわらずカメラを持った人たちが多く来ていました。2週間前くらいに来たら一番きれいだったのかもしれません。

庭園なので芝生に入ったりして遊ぶことはできないのですが、起伏のある地形に合わせて、庭園が作られているので、ちょっとした山道と登っているようなところやゆるやかな坂があったり、場所によって木や石など違うもので作られた階段を上がったり降りたり、池に橋がかかっていたり、飛び石が置いてあったりして、漣くんぐらいの小さな子どもにとってはぐるっと回るだけでも楽しそうでした。「赤いね~」とか「きれいね~」とか大声で叫びながら走り回るので、ちょっと周りには迷惑だったかも!?

年々、一年が過ぎるのが早くなっていくような感覚はすでに慣れっこになってしまっていて、今さらどうとも思わないけど、子どもと一緒に過ごしていると、ふと、この子もあっというかに大きくなって、こんな風に一緒にはしゃいだり遊んだりすることもなくなるんだろうな、と思う瞬間があったりします。
多分、20代や30代の初めの頃に子どもがいたとしたらそんな風には思わなくて、30代後半からの時間のスピードの速さを感じた後だからこそのように思う。ある程度歳をとってから子どもができた人が親バカになってしまうのはそんなとこるからくるのかもしれません。適当、かつどうでもいいことですが。あーそんなこと思うのも、誰のせい?それはあれだ!12月のせいだ!