「なにを買ったの?文房具。」-片岡義男-

◆福生友好祭に行ってきました。
文房具を紹介した本やムックってかなり多く出版されているようだし、海外の文房具や昔の文房具を取り扱う文房具屋さんもあちらこちらにできている気がしますが、みんなそんなに文房具って使ってます?わたしは手帳とペンとはさみとカッター、あとはクリップとかくらいで普段はほとんど使ってないです。
手帳ももう6年以上モルスキンだし、ペンもゼブラのSARASA(これが書きやすいんですよ、一時期ラミーの万年筆を使ってましたが、また戻りました)、はさみとカッターは無印。なので、単に文房具を紹介しているだけの本だと、見ていて楽しいし欲しいなあとは思うけれど、実際、今使っているもの以外に必要なものもないし、それらに不満があるわけでもないので、なんて考えると、いまいち興味がわかないんですよね。
そういう意味では、これはあくまでも主は文房具よりも片岡義男で、彼がそれをはじめにどうやって手に入れたかとか、どこか気に入っているのか、実際にどうやって使ってるかといったことが書かれているところがいいです。

土曜日は福生の友好祭へ。天気予報では夕方から雨ということだったのですが、夜になるまで雨も降らず、涼しくて、めずらしくビールとハンバーガーを両手に持ち、ゆっくり戦闘機とかを眺めたりしてしまいました。ここ10年くらい頻繁に友好祭に行っているけれど、たいてい快晴のいい天気で、それはそれでいいんですが、基地の中はさえぎるものがないのでけっこう辛かったので、今年は一番いい天気だったのかもしれません。これなら漣くんも連れていたのに~

ところで、いままでほとんど気にしていなかったけれど、友だちが言うには、展示されている戦闘機は、古く型落ちしたものや退役しているものがほとんどらしいです。その人とは4、5年前に一度一緒に友好祭に行ったのですが、今回行ってみてすぐに「あー前回とほとんど変わってないね。展示用なのかもね」って言ってて、歩きながらいろいろ説明してくれておもしろかった。でもほとんど忘れちゃってるけど‥‥(すみません)。

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たぶん7月の海の日に「今日は一日AOR三昧」をちょっとだけ聞いたせいだと思うけれど、今年の夏は洋楽も邦楽もAORっぽいものばかり聴いている。土曜からはわたしの中で南佳孝まつり。まあ単純に片岡義男、福生ときて「スローなブギにしてくれ」を聴きたくなっただけなんですけどね。
といっても、小説のほうはもちろん読んでいないし、映画のほうも昔深夜にテレビでやっていたのを流しながら見たくらいで、ちゃんと見てないんですけどね。今の福生とはまったく違う風景なんだろう。なんとなくいろいろ本とか読んだりしてると、意外に福生って60年代、70年代、80年代、90年代以降で雰囲気が変わってきているいるような気がしますがどうなんでしょうか。とりあえず1970年代後半の福生の様子を見るために「スローなブギにしてくれ」を今度ツタヤで借りてみようか。