「沢がに」-尾崎一雄-

◆長崎で60cmのパフェを食べてきましたっ
「昔日の客」を読んだせいで、かなり前に買ったまま本棚に置きっぱなしになってした尾崎一雄の本に手を伸ばしてみた。最近は積極的に尾畸一雄の本を探したり読んだりしなくなってしまっているので、こういう機会に読んでおかないとね。
なんて書いてみてるけど、尾崎一雄の随筆はやっぱりおもしろい。書かれていることと言えば、曽我での日々の暮らしの様子や昔の思い出話、友人についてなどいつも同じなのだが、その繰り返しさえも文章のうまさと相まって深く感じられてしまう。いや、時間を空けて読んだから、なんかゆつくりとしみ込んでくるような深みを感じられたのかもしれない、なんて。4、5冊続けて読むと、もういいかな、という気分になっちゃうのも正直なところなわけで‥‥。

ちなみに昔読んだ尾畸一雄の本のほとんどは二宮の実家に送ってしまってます。うちはわたしが小学生の時に横浜から二宮に引っ越してきたし、子どもの頃もあんまり小田原方面に遊びに行くこともなかったので、尾崎一雄が書いているような曽我の風景は、わたしにも、たぶん、親にも記憶にないと思うけれど、やはり親しみがわいて、よく読んでいるらしい。まぁうちの周りとか家は増えているけれど、風景としては子どもの頃からあんまり変わっていないような気もしますけどね。

さて、連休からミオ犬と漣くんが長崎に帰省するに合わせて、わたしも一緒に長崎に行ってきました。
二宮と違って長崎はいろいろと観光するところがあるけれど、まぁ今回は二人を長崎まで送り届けるってのが一番の目的でしたし、何よりも梅雨も明けた晴天続きで子どもを連れて歩くには暑かったです~!いや、子どもだけならいいんですけど‥‥。

それでも夕方くらいから出かけて、前々から食ぺようと思っていたオリンピックというカフェで60cmのパフェを食べました。ここはひとり一品注文しなきゃいけないというわけではなく、一つのパフェを何人で食べてもいいので、思い切って大きなパフェを頼めます。隣では6人くらいの大学生の団体が、「ひとり20cm<らいなら食べれるんじゃない」などと言いながら、100cmだか120cmだかのパフェを盛り上がりながら食べてましたが、うちなんて二人+二歳児で60cmを軽く食べられましたよ~
一応崩れないように真ん中に串が刺さっていますが、アイスとかソフトクリームがあいだに入っていたりするので、食べきれるかどうかよりもうまく崩さないで食べられるかということのほうが重要なのかもしれません。

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あとはグラバー邸に出かけたり、中華街でごはんを食べたり、港の近くを散歩したりって感じ。金曜日をお休みにしたので四連休だったのですが、最初と最後の日は移動で終わっちゃったし、そもそも旅行が目的ではないし、これだけ行けれぱ十分。たてまつるにも行きたかったけれど、それは、次回、9月後半に持ち越し。でもそのときはどんなこといなってるんでしょうねえ~観光とかしている余裕はないのかもしれませんねえ~ふふふ。

そんなわけで漣くんが生まれてから夏の終わりのころに帰省するようになっていたけれど、今年の帰省はちょっと長い。こんなに長い期間一人暮らしをするなんて10年以上ぶりなんでなんかドキドキしちゃってます。って、特に大きな予定もないんですけど、とりあえず展覧会にはいろいろ行きたいな、と思ってるんですけどね。