「冬の薔薇」-秋山ちえ子-

◆蓮沼執太のインストアライブとかカヌー犬ブックス8周年記念20%オフセールとか
秋山ちえ子さんは1957年から45年間「秋山ちえ子の談話室」というラジオ番組のパーソナリティをつとめた人で、「大晦日のローストビーフ」「春・夏・秋・冬 女の食卓」「雨の日の手紙」「82歳のひとりごと」といったラジオ番組などを通じて出会った人々とのエピソードや身辺の出来事をつづった随筆集や昭和40年代から50年代の高度成長期に取材した人たちを10年後に再度訪問するという「十年目の訪問」などの本も出しています

この本は77歳、喜寿を迎えた記念としてまとめた本。
前にも誰かの本で、誰かが三月書房から出している小形の本が気に入っていたので、今回何かの記念に自分でも出すことができた、みたいなことが書いてあったような気がするのだけど、記憶があいまい過ぎて調べようがない。三月書房自体も少人数でやっている小さな出版社みたいだし、そういうつながりで出している本もわりと多いのだろうか?

そしてウィキペディアを見てみたら秋山ちえ子さんは、1917年生まれでまだ存命のよう。喜寿どころか今年珍寿なのですね。しかも2005年まで自身のラジオ番組を持っていたとのこと。ちょっとびっくり。

-
金曜の夜は、スパイラルレコーズでやっていた、蓮沼執太のインストアライブを見に行ってきました。当然ですが蓮沼執太のライブを聴くのは初めて。
蓮沼執太は、生楽器中心のオーケストラ編成の蓮沼執太フィル、コンピュータが中心のソロである蓮沼執太チームなど、さまざまな形態でライブを行っているのだけれど、今回は蓮沼執太バンドと称して、蓮沼執太(鍵盤)、Jimanica(ドラム)、千葉広樹(ヴァイオリン)、石塚周太(ギター)、斉藤亮輔(ギター)の5人のメンバーでのバンド編成。まぁこれは最後にメンバー紹介をしたとぎにはっきり分かったことで、会場は人が多くて、最初から最後まで演奏している様子を見ることはできず。ライヴ・レコーディングを素材にしたアルバム「wannapunch!」で聞かれるような、フレーズが組み合わさり、絡み合うような曲がどのように演奏されているのかちょっと見たかったですね。
練習する時間があまりなかったというわりには息もぴったりで、バンドのサウンドとしてストレートに演奏されていて、蓮沼執太のブレイヤーとしてのすごさを実感しました。機会があれば、ちゃんとしたライブを見てみたいです。

ところで、話が変わりますが、6月10日でカヌー犬ブックスは8周年を迎えました。まあいろいろありましたけど、なんとかここまで続けてこられたのも皆さまのおかげです。ほんとうにありがとうございました!
ここ数年はいろいろやりたいこともありつつ、あまり実行できないという感じでしたが、10周年に向けて少しずつ前に進んでいきたいと思っておりますので、今後もよろしくお願いいたします。

そんなわけで、8周年記念ということで6月10日(金)から24日(金)まで、全品20%オフセールを行っています。前から欲しかった本や買い逃していた本、あるいは買うかどうか迷っていた本などがありましたら、この機会にぜひご利用ください。