「春の予感」-増田れい子-

◆西荻は遠くになりにけり
去年の11月に取り上げた「いろんな瓶」と一緒に買ったのだけど、題名にあわせて春が近づいたら読もうと思って、本棚にずっと置いておいた本。3月になってようやく春になってきたかな、と思って読んでみましたが、なかなか暖かくならならなくて、まだまだ春は遠い、という感じです。そう言えば去年もゴールデンウィークくらいまで寒い日が続きましたね。今年はどうなんでしょうね。

なんてことをぼんやりと思いながら過ごしていたら大きな地震が。
わたし自身は、地震が起きたときには会社にいたし、家も本棚の本が飛び出したくらいで、大きな被害はないし、家族や知り合いもみんな無事だっし、当日帰ってくるのがちょと大変だったくらいで、そのあともしかしたら停電があるのかな?なんて思いながら電気を使わないようにしたり、通勤の電車がちょっと混んでたり以外は、今のところ特に生活に支障があるわけではないので、できるだけいつも通りの気持ちで生活をしてます。
いや、わたしはわりと鈍感に生きてるほうなので、こういうときほどきちんとアンテナを広げて自分にできることのレスポンスを早くするようにしなくちゃいけないんでしょうけど、なかなかできず‥‥。しばらく経ってから気づくことも多いんだろうなぁ。
被災地で避難生活を送っている方は、ほんとにまだ冬の気候の中、不自由な生活を強いられていることを考えると、少なくとも被害を受けている方々に迷惑をかけるようなことや救援活動などに支障を来たす可能性があるようような行動をとらないように気をつけたいと思ってます。

そんなわけで、いつも通りの週末。土曜日は、漣くんを連れて西荻を散歩。
会社の帰りに音羽館などに寄ったりすることはあっても、武蔵小金井に引っ越してから、休日の昼間にのんびりと西荻を歩くなんてこともまったくなく、ほんとうに久しぶりです。前と違ってベビーカーにのせる必要もないので少々お店が狭かったりしても抱っこして入れるだろうと思うとちょっとワクワク&感慨深い、というと大げさか。

とはいうものの、とりあえず子ども連れでも安全パイと思われるKIKUでごはんを食べて、にわとり文庫や雨と休日をちょっとのぞいたり、音羽館や花鳥風月のほうまで歩いていったついでに古道具屋に入ってみたり‥‥と、うろうろしてみたけど、道が狭いわりに車通りがあるから自由に歩かせるわけにもいかないし、抱っこしてお店の中に入るのもけっこう難しいお店が多かったりして、意外と思うようにいかず、でした。西荻って子どもを連れて歩くにはあんまり向いてないのかもね。

あ~西荻は遠くになりにけり。一時期は“西荻夫婦”になりたい、と思ってたくらいだったんですけどねぇ~

でも近いうちにまた行こうと思ってます~

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KIKUで食べたお総菜3品。これなら漣くんも食べられます。