「ベスト・オブ・ドッキリチャンネル」-森茉莉-

「週刊新潮」に1979年から1985年にかけて連載されたテレビ評を、中野翠が精選して再編集したもの。全集だと8巻中2巻を占めるので、続けて読むとかなりお腹いっぱいという感じになりそうな気がします。というか森茉莉のものすごいファンというわけではないわたしにとっては、「ちょっとつき合ってられない」って感じになってしまいそうなので、このくらいの分量でちょうどいいかもしれません。
逆にわたしが、「山口瞳『男性自身』傑作選」を読みながら「なんで全部の連載を文庫で読めるようにしないのか!」と思ってしまうように、森茉莉のファンは、ベストで一冊にまとめるなんて邪道、みたいなことを思うのかも? それにしても「週刊新潮」なんて歯医者か床屋で見かけるくらいしかなくて、実際買って読んだことありませんが、わたしが中学生くらいに「週刊新潮」を読んでいたら、山口瞳と森茉莉の連載が楽しめたんだな、と思うと、すごい。中学生のわたしに山口瞳と森茉莉の両方を楽しむことができたか?という問題は抜きにして、ですが。

さて、気分的にはゴールデンウィーク最終日の日曜、福生に行って来ました。前に行ったのは1月の初めだったので、4か月ぶり。富士見ヶ丘に住んでいた頃は、年に一回、友好祭の時に行けるかどうかって感じだったので、ほんと行きやすくなりましたね。特に大きな目的はなかったのですが、前回、椅子を買ったときに、フジヤマファニチャーの店員が、春ぐらいになったらアメリカに買い付けに行くのでゴールデンウィーク明けくらいに新しい商品が入りますよ、といっていたのと、第二日曜にフリマをやっているので、暖かくなった分、たくさん出店しているいる人がいるのでは?という淡い期待をしつつ、青梅線直通快速に飛び乗ったわけです。
今回は大きな買い物はしなかったのですが、多肉植物を寄せ植えしたらいい感じになりそうなスパイスの缶や、グラスベイクのマグカップ、童話の本、漣くんの洋服など、久しぶりにフリマでいろいろ買ってしまいました。あと、名前などの文字や色、デザインを指定すると、その場で鉄板に書いてくれるお店が出ていたので、表札も作ってもらいました。

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