以前、昔の東京の情景を描いた小説や随筆をよく読んでいたときに、リストアップされたままになっていた本。
戦前から戦中にかけての東京の情景が自身の回想を通して描かれています。佐多稲子は、戦前から戦中にかなり深くプロレタリア運動にのめり込んでいたらしいのですが、その活動についての記述は最小限にとどめられていて、あくまでもその時代に育った一人の女性から見た東京の風景が情緒的に描かれています。その辺のバックボーンをおさえた上でこの本を読むとまた違う風景が見えてくるのかもしれませんね。
ちょっと前になってしまいますが、ゴールデンウィーク明けに何年かぶりに風邪を引いてしまい、2日寝込んでしまいました。木曜の夜は9時くらいに寝て、金曜会社休んで、そのまま土曜日、日曜の午前中までずっと眠ってました。多分そのあいだ目を覚ましてたのは、トータルで4時間くらい?ちょこっと起きるたびに「もう寝れないだろう」と思うのですが、喉が痛みと寒気と頭痛のせいで起きてられず、ベッドに横になった途端に眠ってしまうという、いやそんなに寝れるなんて病気ってすごいな、なんて久しぶりだったせいもしみじみ思ってみたり‥‥。
結局、喉の痛みの方はその後もぜんぜん治まらず、ちゃんと治るまでに一週間ぐらいかかってしまいましたね。元喘息持ちとしてはいつまでも喉が痛くて、咳き込んでると、これがきっかけで喘息の発作が出たらどうしようかと、どきどきしてしまいます。もう10年以上でていないので、薬とかも常備しているわけではないし‥‥気をつかなくちゃねぇ~
ところで、4月に子どもが風邪をひいて、病院に連れて行ったときに知ったのですが、東京って大人でも気管支喘息医療費が無料になってるんですね。もちろん申請に際しては「喫煙者は禁煙すること(誓約書を提出)」というのが条件になってますが‥‥。