「スーベニール・スノードーム―世界でいちばんかわいいおみやげ」-Apila編-

去年の11月に府中に引っ越してきてもう半年経とうとしているのに、まだ空けていない段ボールがいくつもあって部屋の一角を占めているという状態が続いてます。段ボールに入ったままなのは、普段は使っていなくて、でもいつか使おうと思っていたり、捨てるにはもったいない食器類、アナログ盤、スマーフなどのおもちゃ、そしてスノードーム。
特にスノードームは前の部屋に引っ越してきたときも全部は出していなくて、気に入ったものだけリビングに並べていて、半分以上はエアパッキンに包んだままでした。それでいつかの大掃除の時に、並べてあるスノードームの埃を拭いていたら、全部蒸発してしまってまったく水が入っていないものがあったりして、かなりがっかりした経験があるので、今回、どれを出して並べるか、まだ悩んでいたりします(そもそもどこに?という難題もありますが‥‥)。

この本でも、日本でスノードームがおみやげ物として人気がなくなってしまったのは、
 ・時間が経つにつれて水が汚れてしまうので店に置きづらい。
 ・ペイントミスや気泡といったスノードームにつきもののエラーに対するクレームが多い。
日本人は完璧な製品を求めるという理由が挙げられています。

スノードームを集めるにしたがって、スノードームに完璧なものなどない、という割り切りができてきたわたしでも、水が全部なくなってしまうと思うとちょっと考えてしまいます。でも、逆にいつまでも取っておけるものでないからこそ、箱から出して眺めていたいという気持ちにもなるんですけどね。