ジョナス・メカスの「フローズン・フィルム・フレーム」と呼ばれている作品や撮影当時の日記、来日時に詩人、吉増剛造と交わした二つの対話、インタヴュー、自伝的エッセイをまとめた本。確か写真美術館で展覧会が行われたのと連動して出版されたのではなかったかと記憶しているのだけれど、どうだったんでしょう。当時、日曜美術館で紹介されていて、展覧会やこの本のことを知ったのですが、けっきょく展覧会も行けず、この本も手に入れることなく、12年が過ぎてしまったわけですね。2005年に南青山のギャラリーで展覧会が行われていたのもぜんぜん知らなかった~。
で、その12年のあいだに、写真もフィルムからデジタルへと完全に移行してしまったわけですが、こういう作品を見ているとまだまだフィルムの写真の可能性は残されているのではないかと思ったりもします。わたしがまだフィルムだけで写真を撮っているのは、そういう理由からではなくて、単にデジタルデータというものをいまだに信用できないのと、アウトプットの種類が増えると整理が面倒という理由だけなのだけれど、フィルム写真の新しい作品を見てみたいですね。ここのところ新しい写真家や写真集などをチェックすることもあまりなくなっていますが、これを機にちょっとチェックしてみようかな、と思ってみたり、みなかったり‥‥。
さてちょっと前になってしまいますが、3連休を利用してミオ犬の実家がある長崎に行って来ました。1日は漣くんをつれて市内観光。1日はミオ犬の両親に漣くんをみてもらって、長崎の港から船で20分くらい行ったところにある伊王島に行って、温泉に浸かったり、新鮮な海鮮丼を食べたりしてのんびりしてきました。
今回は日帰りで、あんまり時間もなかったですけど、レンタサイクルを借りて島を一周できたり、海水浴場もあるみたいだし、防波堤で釣りをしている人がいたりしたので、いつか漣くんをつれて遊びに行きたいなぁ~と思ってみたり、みなかったり‥‥。しかしいつになるのやら‥‥って感じではありますが。