「町ッ子 土地ッ子 銀座ッ子」-池田弥三郎-

会社の有給休暇の切り替えが3月までなので、2月3月はなんとなく週休3日の日々が続いている。7日は久しぶりに鎌倉に行ってみた。3月の平日の鎌倉。まだ暖かいと言えるほどの季節ではないし、小町通りもいつもに比べて人が少ないといいなぁ、なんて思っていたのに、駅を出たら学ランを着た修学旅行の生徒の団体が駆け回っていて、ちょっとがっかりする。それは別としても、平日だからといって空いているわけでもないらしい(当然か~)。
とりあえずお腹も空いたので、いつものようにディモンシュに入ってごはんを食べ、お店に置いてある鎌倉に関する雑誌を眺めて、予定以外のところでおもしろそうなところがないかチェックしてみたり、テーブルの上に置いてあったフリーペーパーを読んだりしながら、最近出た小西康陽の「ぼくは散歩と雑学が好きだった。」が読みたくなったり、いや、別に慌てて買うこともないなと思い直したりする。
その後は、いがらしろみのジャムのお店で量り売りされているジャムを買ったり、丸七商店街の中にあるパン屋さんキッキリキでラスクを買ったり、鎌倉中央食品市場を周りながらの市場のケーキ屋さんのシフォンケーキも食べたいなぁなんて思ったり、KIBIYAベーカリーでパンを買ったり、こ寿々でわらび餅を食べたり、長谷まで歩いていって力餅家で福面まんじゅうや力餅をお土産にして‥‥と、おやつばっかりの鎌倉の一日。ということもないんですけどね。小町通りとは違って、前は人通りの少ない普通の商店街だった御成通り周辺に、レコードと古本のセレクトショップや北欧雑貨のお店など、おしゃれなお店がいくつかできてきてて、ちょっと雰囲気が変わってきたなぁと思う。