「旅の誘い 大佛次郎随筆集」-大佛次郎-

今、大佛次郎はブームなのだろうか?そんな気がするのだけれど、なぜと言われるとよくわかりません。なんとなくいろいろなところで大佛次郎の名前をみるような気がするのは、単に自分が気になっているからだけではないような‥‥。この本は、随筆集「屋根の花」収録されていた43編に、歴史紀行「義経の周囲」から10編を追加したもの。講談社文芸文庫を買うたびに、できるなら再構成などしないで、そのまま出版して欲しいと思うのだけれど、そういうわけにもいかないのだろうか。「屋根の花」はいずれ読み直すことになるんだろうなぁ~。まぁ巻末の著作リストの中から欲しい本をリストアップするつもりで購入しているので、しょうがない。でも、題名だけでは自分が読みたいと思っている随筆と横浜を舞台をしたものがどれなのかまったく分からず。簡単にリストに頼らずに、もう少し自分で調べる必要があるみたいです。じゃ、この本の意義はなんだったのか、と。

ちょっと前になりますが、アンリ・サルバドールの訃報がニュースになってましたね。わたしは、フランスの音楽をそれほど聴いてるわけではないのですが、去年の夏に、ブエナビスタ関連やサンバなどのおじいさんの音楽ばかり聴いていたときに、アンリ・サルバドールの新しいCDもよく聴いていて、その後に、来日もしていたので、「えっ?」という感じでした。しばらくはまたアンリ・サルバドールを聴く日々が続きそう‥‥。