10年ぶりくらいにUKロックを聴いてる、なんてことを前に書きましたが、意外にもまだそのブームが続いてます。結局今でもよく聴いているのは、The ViewとThe Riflesだったりするのだけれど、最近はLittle Man TateとかThe Ripps、Dogs、Jack Afroといったバンドをよく聴いてますね。前回聴いてみたいと書いていたMaximo ParkとかMilburnは、ちょっと飽きてきちゃってるし、Kaiser Chiefsなんか今では聴く気にもならなかったりして、なんだかんだ言って、もともと好きなJam~Buzzcocksあたりの音に近いのパンクぽいものに行き着いているという感じでしょうか。もっとさかのぼっちゃうとやはり60年代のブリティッシュ・ビート・バンド系の音と引き継いでいるバンドということになるのだけれど、かといってDraytonesはどうかな、どうしよう、と。ここまでくると60年代のバンドを聴けばいいのでは、と冷静に思ってしまうけれど、どうしたものなのか。
ところで話は変わりますが、UKロックという言葉はいつから使われ始めたんでしょうか。60年代の音楽はブリティッシュロックと言ってますよね。わたしのイメージ的にはパンク以降のバンドはUKロックで、それ以前はブリティッシュロック、微妙なこところでグラムロックは、ブリティッシュになるのですが、「レコードコレクターズ」あたりではどう使い分けてるんだろう?読んでないからわからないけど。でもネットを見ているとビートルズやストーンズ、ツェッペリンなども普通にUKロックを呼ばれていて、個人的にはちょっと違和感が‥‥。
なんて話を書きつつ、そんなわけで最近はレコード屋で新譜コーナーをチェックすることが多いのだが、先日ニック・ロウの新しいアルバムが出ているのを見つけて「おぉ!」と思ったことや、やっぱりパブロックとかSTIFFレーベルとかのバンド聴きたいなぁといったことを書きつつ、この本の紹介に持っていこうと思っていたのですが、やっぱり無理があったかも。そもそもパブロックのパブとこの本に出てくる「ロンドンのパブ」とは同じ“パブ”でも雰囲気違いすぎかぁ‥‥。
台風の通り過ぎた3連休の最終日にユーロスペースでケン・ローチの「ナビゲーター ある鉄道員の物語」を観に行ってきました。「ケン・ローチの映画 1969-2006」と題された特集で、14日から27日まで、「ケス」「マイ・ネーム・イズ・ジョー」「ブレッド&ローズ」「ナビゲーター ある鉄道員の物語」「SWEET SIXTEEN」「やさしくキスをして」「麦の穂をゆらす風」「明日へのチケット」の7作品が上映されています。“1969-”というわりには、「ケス」以外は最近の作品ばかりなのがちょっと不満なのだけれど、次にいつ見れるかわからないので、これを期に観ていない作品を観ておきたい。でも期間も短いしどうだろう。ちなみに観ていないのは「ブレッド&ローズ」「ナビゲーター ある鉄道員の物語」「明日へのチケット」の3作品ですね。もう少し長い期間で上映されるんだったら、「マイ・ネーム・イズ・ジョー」をもう一回観たいところなんですが‥‥。
先週はちょっと忙しかった。普段、働いていないわけではないけど、3、4日遅くまで働いたりすると、家に帰ってきてメールの返事を書いて、次の日に発送する本の梱包をしたら、もういっぱいいっぱいという感じになってしまいます。当然この雑記を書く気にもならず‥‥。まぁそういうときもあるよね、と。初めに入った会社が編プロだったせいもあり、締め切り間際にガーっと仕事して、終わったらちょっとのんびりして、で、また「さて次行きますかぁ」なんてぐあいに次の仕事が始まる‥‥という波があると仕事してるなーという気になったりします。まぁいつも山ばかりだともう体力がもたない、ということもあるけれどね。そんなわけで、今週は、とりえず山積みになっていた資料やプリントアウトを全部閉まったり捨てたりして、机の上もきれいになったので、窓際に避難しておいた多肉植物を机の上に戻したりしながら、ちょっとのんびりと仕事してます。
じゃ、この晴天に便乗して、日曜日、西荻古本屋巡りでもするか?いやいや阿佐ヶ谷住宅にするか?なんてことを友だちと言っていたら、午後から雨ですよ。なんなんだ?
6月に入ってから天気がまったく読めない‥‥。見るたびに天気予報も変わるので、当日の朝にならないと、はっきりわからない。というのはすでに“予報”ではないんじゃないかと思うがどうなんだろう?おまけに先日、関東の梅雨入りは間違っていました、というニュースまで出ていて、なんとなく梅雨が明けてからが夏というイメージがあったりするので、それじゃ、先週までの晴れは春?初夏?なんて思ってしまったり、昨日今日の雨は春雨?なんて思ってしまったり‥‥。
昨日は月に一度のイン・ザ・パシフィック。いつになく(失礼)人がたくさんいて盛り上がり、Heavenのスズキさんの誕生日当日ということで、最後にみんなでケーキを食べたりして、11時半くらいまでエッジエンドにいて、いつものように井の頭組でまとまって帰る。最近、下北周辺の人たちがタクシーで帰るので、井の頭組も少ない。ちょっと酔っていたので、本の発送作業などはやめにして(すみません)、慌ててお風呂に入って1時過ぎに寝た。
アマゾンのセールで安くなっているのを見つけてすぐに購入。ここでは取り上げていないけれど、最近、アマゾンでいろいろ買ってます。サセックの旅行絵本もいつの間にかたくさん復刊されていて、きちんと追い切れてないですね。今、何冊復刊されているのかなー。一時期の盛り上がりはなくなってきたと思うので、今でもきちんと買っている人はそんなにいないような気もしないでもないけど。復刊前は、洋書の古本屋さんや雑貨屋さんで、オリジナルの本がかなりの値段がつけられていたものですが、今でもそれなりの値段がつけられているのだろうか?わたしはオリジナルにこだわるほうではないし、このシリーズに関して言えば復刻版でも割ときちんとしているんじゃないかなと思ってるので、これはこれで満足です。まぁオリジナルを持っているわけではないので、細かい違いなどはわかりませんが‥‥。どちらにしろオリジナルにこだわる人と、復刻版で満足してしまう人のあいだには、どちらがいいかということではなく、その“もの”に対する関わりというか、姿勢に大きな違いがあるなーとは思います。
もう金曜日かぁ‥‥今週はあっという間に過ぎてしまいました。5月に休日出勤した分の代休を月曜日にとって、日月と伊豆の温泉に行って、帰ってきてから4周年記念のプレゼントやページを作ったりして、13日は誕生日だったので、仕事中に会社の人が買ってきてくれたケーキを食べたりして、夜は久しぶりに渋谷のカンティプールでネパール料理をお腹いっぱい食べて、次の日も仕事中にケーキなんて食べたりしながら、夜は会社の人に誕生会を開いてもらって、帰ってきてからは、ちょっと酔っぱらったままプレゼントページをアップしたり、メルマガの準備をしたり‥‥。とうとう梅雨に入っちゃったな、なんて思っていたら今日は晴天で、週末はどうなんだろう?
庄野潤三の「星に願いを」のときに「人間の晩年なんてこんな静かな心境じゃないでしょう」なんて書いてしまったけれど、歳をとって病気の話ばかり書かれるのもちょっとなぁ~と思う。この本は、ある意味軽い感じの対談集なので良いけれど、「男性自身」の最後の方は病気の話ばかりになってそうな気が‥‥(まだ「江分利満氏の優雅なサヨナラ 」は未読)。
先日、会社で回覧されてきたPC関連の新聞(?)を読んでいたら、最近が読めない人が多くなってきている、というテーマのコラムが掲載されていました。そのコラムでは、漢字が読めなくなったその原因として、字を書かずにキーボードで打つようになったからということをあげる人が多いと、よく言われる理由をあげておいて、その後、昔の開発者たちが、いかにPCに2バイトの漢字をキーボードで打ち、画面で表示させるために努力したかということが、文章の4/5くらいに渡って書かれ、最後の最後に、「でも、漢字が読めなくなったのは、パソコンのせいではなく、テレビのせいだと思う。~」と、いきなりそれまでのことがなかったかのような理由を出してきてひっくり返してしまうという、業界に気を使った結論で笑ってしまいました。