10年ぶりくらいにUKロックを聴いてる、なんてことを前に書きましたが、意外にもまだそのブームが続いてます。結局今でもよく聴いているのは、The ViewとThe Riflesだったりするのだけれど、最近はLittle Man TateとかThe Ripps、Dogs、Jack Afroといったバンドをよく聴いてますね。前回聴いてみたいと書いていたMaximo ParkとかMilburnは、ちょっと飽きてきちゃってるし、Kaiser Chiefsなんか今では聴く気にもならなかったりして、なんだかんだ言って、もともと好きなJam~Buzzcocksあたりの音に近いのパンクぽいものに行き着いているという感じでしょうか。もっとさかのぼっちゃうとやはり60年代のブリティッシュ・ビート・バンド系の音と引き継いでいるバンドということになるのだけれど、かといってDraytonesはどうかな、どうしよう、と。ここまでくると60年代のバンドを聴けばいいのでは、と冷静に思ってしまうけれど、どうしたものなのか。
ところで話は変わりますが、UKロックという言葉はいつから使われ始めたんでしょうか。60年代の音楽はブリティッシュロックと言ってますよね。わたしのイメージ的にはパンク以降のバンドはUKロックで、それ以前はブリティッシュロック、微妙なこところでグラムロックは、ブリティッシュになるのですが、「レコードコレクターズ」あたりではどう使い分けてるんだろう?読んでないからわからないけど。でもネットを見ているとビートルズやストーンズ、ツェッペリンなども普通にUKロックを呼ばれていて、個人的にはちょっと違和感が‥‥。
なんて話を書きつつ、そんなわけで最近はレコード屋で新譜コーナーをチェックすることが多いのだが、先日ニック・ロウの新しいアルバムが出ているのを見つけて「おぉ!」と思ったことや、やっぱりパブロックとかSTIFFレーベルとかのバンド聴きたいなぁといったことを書きつつ、この本の紹介に持っていこうと思っていたのですが、やっぱり無理があったかも。そもそもパブロックのパブとこの本に出てくる「ロンドンのパブ」とは同じ“パブ”でも雰囲気違いすぎかぁ‥‥。