◆12月はピアノのレコードを聴く。その1:「リトルバード」(ピート・ジョリー)
細野晴臣の本を読むのはこれが初めて。これまでインタビューなどでは細野晴臣が語る活字を見てきたけれど、それとはまた違う面が見えたりして新鮮だったので、ほかの本も読んでみようと思ってます。とはいうものの、よく考えたら80年代後半以降、細野晴臣の音楽もきちんと追いかけてなかったので、これを機に今までアナログでしか持っていなかったアルバムを買い直したり、抜けているものをそろえようと思う。
今年は山下達郎のアルバムを買い続けてて、あと数枚くらいになったので、それが終わったら細野晴臣の番かな。山下達郎と違って出してるアルバムの量が多いし、アルバムを一枚だけ出したユニットなんてのたくさんあるし、手に入りにくいものもあるので、一年なんてことは言わずに気長に集めたいと思います。
さて今日のピアノアルバムは、ピート・ジョリーの「リトルバード」。
録音時期が近くてメンバーもほとんど同じの「スイート・セプテンバー」というアルバムもありますが、12月なんでこちらを。ウェストコーストのピアニストは、全体的にアクの強い個性的な演奏というよりも、スマートになんでもこなしてくタイプが多くて、このピート・ジョリーのそのタイプのピアニスト。いや、多分ここで紹介するのはそんなピアニストばかりになるかもしれません。
このアルバムでは、まだいわゆる“ジャズファンの好むジャズ的”な演奏が聴けますが、これ以後、1960年代後半コロンビアからよりJAZZ~MOR的なサウンドになり、さらにA&Mからは、ハーブ・アルパートのプロデュースの元、ロジャー・ニコルスの「ラヴ・ソー・ファイン」のカバーを収録したアルバムをA&Mから出したりしてます。ほんとはそっちのほうが好きだったりするんですけどね‥‥。
タイトルとなった「リトル・バード」は、ピート・ジョリー作のちょっとボサノバっぽいリズムのラウンジテイストの曲。続く「スリー・フォー・ファイヴ」は、3拍子のテンポアップした曲で、唯一ギターのハワード・ロバーツが演奏に加わります。わたしとしては、買ったときは半分くらいギターが入っていることを期待していて、実際聴いてみた感じでもギターの入った編成もよいと思うのですが、CDについている解説では、「甘い」「1曲だけで良かった」などと書かれてます‥‥。あとは最後に入っている「フォーリング・イン・ラヴ・ウィズ・ラヴ」。この3曲がわたしのベストトラックかな。
もちろんエルマー・バーンスタイン作曲で映画「アラバマ物語」のテーマ?「トゥ・キル・ア・モッキンバード」や「トゥート・トゥート・トゥーツィー(グッドバイ)」などの軽快な曲が好きだし、「ネヴァー・ネヴァー・ランド」や「スプリング・キャン・リアリー・ハング・ユー・アップ・ザ・モースト」といったスローなロマンチックな演奏もよいですけどね。
◆今年の12月のBGMは‥‥
◆農工大の学園祭でアメリカンミニチュアホースの馬車に乗る
◆「みんな丘へ!!!」!

◆新しいショップカードができました!
◆はじめてのはらっぱ祭り



◆たばこ代で本を買おう~!
◆立川の“gallery SEPTIMA(セプチマ)で“みんな丘へ vol.1”というイベントを行います~
◆あー、なんか気がつくと週末に近づいてしまっている感じなので、先週末のできごとをつらつらと‥‥
●新しく買った自転車に漣くんを乗せて、調布の飛行場までサイクリング。いやサイクリングというには近すぎか?わたしが調布に住んでいてよく飛行場まで遊びに行っていたのは15年以上も前、スタジアムもなかった頃なので、周辺があまりにも整備され、きれいになっていて、どことなく落ち着かなかないような‥‥。プロペラカフェでシフォンケーキを食べながら、漣くんに窓越しに飛行機を見せたりしたのですが、いまいち興味があるのかないのかわからず。飛行機を見るよりも公園で遊んでるほうがまだ楽しいみたいです。
◆「オハナミ」ライブatスーパーデラックス
このオハナミは、その町田良夫とジム・オルークやカヒミ・カリィのバンドでドラムを担当している山本達久のデュオ。