「Instant Light:Tarkovsky Polaroids」-Andrey A.Tarkovsky-

◆たばこ代で本を買おう~!
10月に入って禁煙を始めて1か月。なんとか続いてます。
9月の初めくらいから本数を少しずつ減らしていって、連休の頃には1日に3本くらいになっていたし、そのあとタイミングよく?風邪をひいてそのまま禁煙になだれ込んだ感じなので、普段はもうそんなに吸いたいとは思わないんですが、一人で喫茶店に入ったり、ご飯を食べたりしてると手持ち無沙汰になってしまいます。
まぁよく考えてみれば20年以上続いてる習慣なわけで、それを1か月で切り替えるというのは無理があるわけで、時間がかかるのはしょうがない。だいたい食べるとか寝るとかそれをしないと生きられないということとか、歯を磨くとかお風呂に入るといった生活に関わること以外で、20年以上も続いている習慣なんてたばこ以外ないんじゃないかと思いますしね。

1か月経った現状の感想としては、特にメリットはないなぁ。という感じかな。よくたばこをやめた人が、「ご飯がおいしくなった」とか「味の違いがわかる」とか「肌がきれいになった」とか‥‥人によっては「なんかやめてよかったことしかない」なんて言ったりしますが、わたしは今のところ、たばこ代が浮いたほかにあんまりメリットを感じてないです。

というわけで‥‥(ある意味ここまでが前置き)、そのメリットをもっと味わうために、1か月分のたばこ代と自分へのご褒美としてアマゾンで写真集を購入!
というか、去年くらいから、なかなか展覧会にいけない分、月に1冊以上は写真集やデザイン本を買おうと思っていので、そのための本代を節約していると自分では思うことにしました。

今月買ったのは、このタルコフスキーの「Instant Light」とスティーブン・ショアの「Uncommon Places」の2冊。「Instant Light」は、サブタイトルにもあるようにポラロイド写真を収録したもの。ロシアとイタリアで、1979から1983年にかけて撮影されたとのこと。映画とは特に関係あるわけではなく、日常の風景が撮られているのだけれど、どこか映画の一シーンのような気がしてしまうのは、わたしの先入観のせいかもしれません。