「スキスキ帖」-後藤繁雄-

-■後藤繁雄の本は1冊だけポラロイドカメラで撮った写真集「Wasteland guide」を持っているんですが、ちゃんとした文章を読むの初めて。旅先での風景がポラロイド独特の淡い色合いで切り取られている15cm四方の小さな本で、中の文章もふくめてけっこう好きで、ときどき見返したりしているんだけど、なんとなくほかの本に手をのばすきっかけがなかったんですよね。
この本は、石ころから鎌倉の近代美術館、花森安治、京の夏野菜、白州正子、ガス・ヴァン・サント、坂本龍一、ロバート・フランクや長島友里枝といった写真家まで、著者の好き(数奇)なものについて「好きなように好き勝手なことを好き放題好きなだけ」つづられてます。Webでの連載をまとめたものなので、まぁ一貫したテーマがあるわけではないし、日記のようなものって感じですかね。
後藤繁雄については、写真集やアートブックなどを手がけている編集者ということくらいしか知らないのですが、好きになるもの(こと)が広範囲なんだけど、どことなく一本の筋が通っているような視点がいい。偏見なんだろうけど、編集者の書いたものって、なんか信用できないというしこりみたいのが残っちゃう一方ですごく惹かれるものもあって、読んだ後にそのあいだで気持ちが浮いていしまう気がして、実際に読むことはあまりないんですが、ほかの本もチェックしてみます。

■さて、前回の続きで、今年友だちが開店させたお店の3店目は、吉祥寺の井の頭線沿いにあるきっちん大浪。カフェ、バーと続いて定食屋さんです。
お店を始める前から店主が、インスタグラムなどにいろいろなお店のカレーの写真をアップしていたこともあり、カレーがおいしいらしいのですが、わたしはまだ食べたことがありません。子どもたちと3人で行ったので子どもも食べられるもので分けやすいものということで、メンチカツ定食とから揚げ定食を頼んで3人で分けるという感じになっています。揚げ物ばかりですみません~子どもたちもおいしいらしく、かなりがっつき気味でいつもより多く食べるので、そのあと夕ごはんまで何も食べなくても大丈夫なくらいです。わたし的にはメインに添えられたおひたしやサラダ、煮物などがおいしいので、これを肴にビールを飲みたい気持ちでいっぱいです。でもお父さんは次回はお魚とか食べたいです。

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