「汽車旅の酒」-吉田健一-

■文庫本オリジナルの鉄道紀行エッセイ集。待ち合わせの東京駅で飲み、電車の中で持ち込んだお酒を飲み、飲みきったら駅で買い、金沢をはじめいつも行く土地でおいしいもの食べ、飲むという旅がつづられている。
時には飲みすぎて旅行する間に持っていた、出版社からもらったお金を使い果たし、近くにいる友だちのところまで行ってお金を借りるという事態まで起こる始末。そして、その文章の締めで、やはり旅はお金がないとつまらないとまで言い切ってしまう。読んでいると、いつかそんな旅をしてみたいという気になってしまうけど、もちろんそんなに飲み続けることはできないし、食べ続けることもできません。

-■さて、すでに7月ですが、6月は幼稚園の行事で追われた感じでした。川遊びと幼稚園でやるおまつりという大きなイベントが2つありつつ。おまつりではおとうさんのバンド演奏があって、5月の終わりからその練習のために毎週土曜日に夜の幼稚園に行ったり‥‥まぁバンドの練習は、私は演奏はしないので、自分で何本かビールを持っていって半分飲みに行く感じなんですけどね。
しかし普段子どもの送り迎えの時は、それほど話したりしないお父さんたちと話してみると、共通の友だちがいたりするし、中には同じ小学校を卒業したお父さんもいたり、なんだか不思議な縁を感じます。

-■6月6日は、幼稚園の行事の隙間を縫って、Club Heavenのススキさんの50歳のバースデーパーティに行ってきました(もう1か月も前のことですね‥‥)。今でも時々あってる人から、久しぶりに会う人、そして顔は見たことあったけれど話したことのなかった人までたくさんの人が集まって、ソウマさん、メキシコさんのDJや、ライブで盛り上がりました。
Club Heavenは六本木から吉祥寺に場所を変えたときから、2年くらいは毎月のように行っていたけれど、実はそれ以降は、数えるくらいしか遊びに行っていない。でもなんとなく特別なイメージを持ってしまうのはなぜだろう。当時20代後半だったわたしがそんな感じなのだから、20代なりたてで通った人たちはもっと特別な思いがあるような気がする。そこで知り合ってイベントを始めた人もいっぱいいるしね。そんな人たちが集まった感じで暖かいパーティでした。そしてスズキさんは初めて会った時からもう20年くらいたつのに、あまり変わらない‥‥
そんなわけで、2次会まで出てしまってめずらしく終電で帰りました。

■そんなHeavenで知り合ったトヨシマくんがやっているIn The Pacificが7月で100回目を迎えます。とってもソフトロックナイト~カンフーナイト~クレアハミルなどとイベント名とメンバーを少しずつ変えているので、それらを合わせると200回近くなるんじゃないでしょうか。
100回記念はいつもの第三水曜ではなく、7月18日の土曜日に行われます。わたしもゲストでちょこっと回させていただきます。ほかのゲストはアンダーフラワーレーベルの田中さん、音楽ライターの油納さん、あぁそんな人たちにゲストで交ざっていいんでしょうかねぇ~スズキさんのバースデーパーティでもライブをしたLinustateのライブもあります。三連休の初日なので思いっきり騒いで飲みたいですね。わたしもいつもはイージーリスニングとかコーラスものとかライブラリなどをかけていますが、今回はちょっとだけ盛り上がる曲をかける予定です。いや、そんなに盛り上がる曲持ってないんで、当社比でほんのちょっと、って感じですが‥‥DJはマニアックな人ばかりですが、かける曲もイベントの雰囲気もわりと敷居が低いというか、のんびりした雰囲気なのでよかったら遊びに来てくださいねー

 『In The Pacific 100回記念』
  2015. 7. 18[sat]at DJ Bar Edge End(http://www.edgeend.com/)
  18:00~23:00 1000yen w/1drink

 LIVE:
  Linustate
 Guest DJ:
  田中謙次(Under Flower Label)
  油納将志
  Canoe-ken(Canoe-Ken Books)
 DJs:
  toyopee(fabulous parade)
  如月タクミ(Erica)
  Bucchi(sloppy joe)
  ERIK(Radio High!)
  Axelson