「サ・ヴァ、サ・ヴィアン」-ピエール・バルー-

■ピエール・バルーの人生のポイントになった出会いや出来事と、過去に書いた詞の解説がつづられている。
これを読み始めてから頭の中で「サ・ヴァ、サ・ヴィアン」が常になっている状態になってしまい、サラヴァを中心にジャズやボサノヴァテイストのフレンチポップスを聴いてみようかと、ブリジット・フォンテーヌやアンリ・サルバトール、ゲンズブールの初期の作品などをiPhoneに入れてみたけど、気がつけば全然聴いてない。ちゃんと聴こうとすると、この辺のCDは意外とユニオンとかにあるようでないんですよね。秋口あたりになったら、ちゃんと欲しいアルバムのリストでも作ってもう一回聴いてみようかと思ってます。

-■で、最近はといえば、70年代のシンガーソングライターものを聴いてます。ジェームス・テイラー、キャロル・キングから始まって、ケニー・ランキン、ジェシ・コリン・ヤング、ジョニ・ミッチェル、ローラ・ニーロとか、もうクラッシックと呼べるものばかり。自分のCDの買い方が、その時の気分でかなり変わるし、ほとんどの場合、中古屋でしか買わないから、持ってるCDのラインナップに網羅性が全然ないのです。
なので、70年代のシンガーソングライターだけではなく、気に入ってるミュージシャンでさえ、ディスコグラフィがきちんと揃ってないので、ちゃんと揃えていきたいな、と思う。レアなものとか全然知らないミュージシャンのアルバムで一曲いい曲があればOK!という買い方はもういいや、という感じかも。いや、逆にレコードはよりニッチなところに足を突っ込んでいる気もしないでもないですが。
この辺のミュージシャンはアルバムによっていい悪いの差がそれほどなくて安心して聴けるのがいい。基本的には、ギターやピアノの弾き語りのみで成立するような曲に隠し味程度に大きくその時の流行のサウンドが取り入れられていて、アルバムごとでぜんぜん違うサウンドになっちゃったりすることもあまりないですしね。
春の暖かなお休みの日に、ちょっと遅く起きて、朝ごはんを食べたりしながら聴いていると、幸せな気分になれます(歌詞は置いといてね)。実際は、子どもたちに無理やり起こされて、大騒ぎされている中であわてて朝ごはんを食べてるという日々ですが‥‥

-■4月は、府中公園でちょっと花見をして、2週連続で武蔵野公園のはけのおいしい朝市に出て、小金井公園の子どもフェスティバルに行って、ゴールデンウィーク前には井の頭公園に行ってボートに乗るという公園三昧でした。ようやく暖かくなってきたし公園で遊ぶのにちょうどいい季節。
そういえば3年前のゴールデンウィーク前くらいにもミオ犬の健康診断のため会社を休んだことがあって、そのときも井の頭動物園にいってから、そのあとボートに乗って、お昼ごはんはいせやで、おやつにドナテロウズでアイスを食べたという思い出があります。3年前とわかるのは、いせやの座敷で暁くんにミルクを飲ませていたのとから。自分は歳を取って3年前も4年前もそう変わらなくて違いが分からなくなってますが、子どもがどうだったかで、なんとなく違いが分かるという。いいんだか、悪いんだか‥‥
その頃は、いせやはまだ改修前だったしドナテロウズもまだあったんですよねぇ~ほんとここ数年で吉祥寺はどんどん変わっていくな、と。そしてさすがに今のいせやに0歳児と3歳児をつれて入って、上の子はシュウマイとごはん、自分は焼き鳥、ビール、下の子にミルクあげるというのは躊躇しちゃいますよね~。

-■ちなみにお昼ごはんは、ペパーミントカフェでガイガバオと焼きそばのランチを3人で食べました。ちょうど奥の座敷の席も空いていて、まぁまぁゆっくりできました。子どもたちは辛いものがダメなので、あとから調味料で辛さを調整できるのはいいです。
ペパーミントカフェに来るのは、友だちが結婚した時にここでプチ・サプライズ・パーティをやった時以来かな、と思って、ちょっと「カヌー犬ブックス ペパーミントカフェ」で検索したら、2009年3月3日の雑記が出てきた。長年、雑記を書き続けてると便利というかなんというか。
ということは、漣くんが生まれる1か月前、そういえば、そのあと喫茶店に寄ってみんなでケーキ食べて、何枚もコーヒーチケットみたいのもらったのだけど、子どもが生まれたらこんな喫茶店には当分これないからって、吉祥寺に一番近くに住んでいる人にみんなあげたことなど、いろいろ思い出してくるから不思議。子どもたちが中学生くらいになるまでそうやって記憶を結び付けていくんだろうなぁ。