■「芸術新潮」に連載されていたというリレー連載を中心に、二人による対談などを収録した本。発売されることを知った時から読まなくちゃと思いつつも、なかなか買えないでいた一冊。いや、世の中はなかなか買えないものばかりなのです。ちなみに「11のとても悲しい歌」の買えてないまま、4年が過ぎてしまった。発売した時にジャケットの雰囲気から冬になったら買おうと思っていたのだけれど、気がつくと冬が過ぎて、毎年、春くらいになると思いだし、今年の冬こそはと思って、そのまま過ぎてしまう。聴いたら今まで聴かなかったことを後悔するのかもしれないし、このまま聴けないままに時間ばかりが過ぎてしまうのかもしれない。
■この二人のレコードに関する本がおもしろくないわけがないのだけれど、どこか遠慮がちな雰囲気がただよっているような気がします。同じレコード好きといっても生まれた年や育った環境の違いから、二人の間で音楽のとらえ方が違うところがあったりするのがおもしろい。まぁあたりまえと言えばあたりまえですが。で、当然ながらその辺はあまり深堀されてないので、もっと親しくなってもらって続編が出たらなぁと思う。あと、もう少しジャケット写真のページが欲しいかも。
■さて、はけのおいしい朝市の一日目が終了しました。たくさんの人に遊びに来ていただき、またカヌー犬ブックスのブースにも寄っていただきありがとうございました!
今回は、武蔵野公園という屋根のまったくないロケーションということもあり、前日まで雨が降っていたので、かなり天気と地面の状態を心配していましたが、当日は晴れ、地面も水はけがよいらしく、ぬかるみになることもなく、無事開催されてよかったです。
ちなみに来週は、持っていく本のほとんどを入れ替えて、先週とはちょっと違う雰囲気のお店にするつもりです。って、すみません、うそです。本を入れ替えても雰囲気はほとんど変わらないかと思います。天気予報では、日曜は天気もよく、気温も20度を超えるようです。予報通り晴れたら、先週は地面の状態があまりよくなかったせいであきらめた絵本や児童書をゆっくり読めるスペースを作りたいと思ってます。