◆電子音楽/ノイズ音楽の耐久レースライブイベント+ポーチでふるまいバーベキュー@セプチマ
「作家生活30年、ますます円熟味を加えた著者が初めて世に送る随想集。川端康成、鏑木清方、壺井栄、林芙美子など心に残る想い出の人々との交友を通じて得た数々のエピソードやこばれ話を的確な目でとらえてつづる珠玉のエッセー集」(帯より)
中でも近所に住み毎日のように会い、会わない日は電話で話し、夏には軽井沢で過ごしたという壺井栄や何かあるたびに銀座で買い物に行ったという佐多稲子といった親しい作家との思い出話が興味深い。男の作家の交友録は、たいていの場合、酒の話が中心になるのでちょっと新鮮でした。
また浅草三社祭、ほおずき市、羽子板市といった生まれ育った浅草をはじめとした昔の東京の様子や風俗、青磁や焼きもの・染色などの伝統工芸にについてなどについてつづったものも収録してしていて、都下生活のわたしとしては、浅草のほおずき市とか行けるときがくるのかな、なんて思いながら読んでました。まぁ西東京もゆるい感じのイベントがたくさんあって楽しいんですけどね。
週末は、立川にあるギャラリーセプチマでやっていた電子音楽/ノイズ音楽の10組の出演者のライブ聴きながら、ポーチで七輪で肉や野菜を焼いてみんなで食べるというイベントに行ってきました。
実際には最後までいなかったので数組しか聴けなかったし、漣くんがすぐに大きなしゃべりだしたりするので、ほとんどギャラリーの中にいられず、どんな人がどんな音を出しているのかまったくわからなかったんですけど、電子音楽/ノイズと言っても、絶え間ないドローンが響きそれにかぶさるような電子音のノイズの中を不協和音や威嚇するようなパーカッションが鳴り響く、というようなことはなく(どんなイメージだよ)、総じて聴きやすいものが多かったです。意外とバーベキューのBGMに合ってるような気さえしました。
また来ている人もみんなフレンドリーで漣くんがはしゃぎながら庭を走るのを暖かく見守ってくれ、七輪を囲みながらいろいろ話をしたりしてセプチマらしいいい雰囲気のイベントでした(話した人の名前とかぜんぜん聞かなかったけどまたどこかで会えるかな?)。
しかしこういうイベントに子どもを連れて行くとたいていほかの子どもに声をかけられて、結果的に一緒に遊んでる、という感じになりがちですね。遊ぶ子どもの人数が増えると漣くんも楽しそうだし、それはそれでいいんですけど‥‥
夏のあいだにもう一回くらいセブチマで昼間のイベントやらないかなぁ~