◆明けましておめでとうございます。
今年もカヌー犬ブックスをよろしくお願いいたします。
「今年はちょっとがんばらないといけない年になるな」と12月に入った頃から考えてたのにもかかわらず、年が明けてからまったく仕事もできず、本格的な仕事始めは今日から、ということになりそうです。今年で漣くんも2歳なのでいつまでも子どものせいにして遊んでばかりいられないですよね。といっても、大きな転換となるようなことはできそうにないので、毎日コツコツとやってみて一年経ったら少し変わったな、とみなさんに思われる感じにはなりたいですね。(それじゃ今までと変わらないって意見もありますが‥‥)
結局、「電子音楽InThe(Lost)World」は最後まで読めずに年を越してしまったので、2010年の最後に読んだのはこの「僕は散歩と雑学が好きだった。」でした。読んだと言っても最初から読んだわけでもなくて、毎日の通勤時間に、読んでなさそうなところを適当に開いて読んで、なんとなく飽きたら“読んだことにする”というスタイル。1日に読む量は少ないけれど2週間くらい読んでたので、だいたいは読んだんじゃないかな、わかんないけど。植草甚一などいわゆるヴァラエティブックの読み方としては正しいのではないかと思っているのですがどうでしょう~どうでもいいでしょう~
サブタイトルに「小西康陽のコラム1993-2008」とあるように前に出た「これは恋ではない―小西康陽のコラム1984-1996」と年代的にはかぶるものの個人的には2000年代はまったくと言っていいほど小西康陽を追いかけてないので、たとえ書いていることはどの時代でもあまり変わらないとしても昔の文章が収録されているのはうれしい。
しかしあんなに好きだったピチカート・ファイヴをある時期からまったく聴かなくなっていたのはなんででしょうね?アルバムで言うと「プレイボーイ・プレイガール」までは持ってる。で、今調べてみたら、このあとに出たアルバムって「PIZZICATO FIVE」「さ・え・らジャポン」の2枚だけでした。もっと出ているのかと思っていたので意外。最後のほうはベスト盤や再発盤の発売もあったりしたのでその印象が強いのかもしれません。
それにしても、改めてアルバムのリストを見てみると1987年の「Couples」から1994年の「オーヴァードーズ」くらいまでほんとにピチカート・ファイヴはすごかったと思う。次ぎにピチカート・ファイヴがどんなアルバムを作るのか、わくわくして待ってた感じだったのはわたしだけではないはず。まっそれも昔の話ですけど。