「文学の楽しみ」-吉田健一-

普段、特に忙しく過ごしているわけでもなくて、むしろ無駄な時間ばかりという毎日を過ごしているのに、ちょっと時間があると、どこかに行ってみようとか、何々をしてみようとか思ってしまうのは、単なる貧乏性のだからだろうか。

昨日は、来月から名古屋に帰ってしまう元上司の壮行会が7時半からあって、朝までは「今日はちょっと残業かな」なんて思っていたのに、急に定時にあがって神保町に行くことを思いついてしまいました。
会社の最寄り駅から1回乗換えで約20分弱。どうせ神保町の古本屋なんて、7時頃には閉店してしまうのだから、5時15分に会社を出て、7時過ぎに神保町を出れば余裕で壮行会に間に合う計算なので、1時間半くらい時間ができる‥‥。

いや、別にそんなギリギリの時間で行動しなくたって、用事があるわけじゃないし明日でもいいじゃん、という突っ込みを心の中で入れてみるものの、そういう気分に一度なってしまうととまらないもので、5時に会社を出るためには何をすればいいのか、ということと、神保町に着いたらどういう順番で古本屋を回ろうか、ということばかりが、頭の中を一日中回り続けてしまってました。自分でもよくわからないけれど、これはなんなんでしょうねぇ。そもそも会社員としてそれでいいのか、という疑問も‥‥。

そんなわけで、行って来ました、神保町‥‥‥‥やっぱり、無理がありました!

ほとんど古本屋を回れず、7時前に店が閉まってしまい、ディスクユニオンでCD買って、戻ってきて壮行会に参加という感じでした。ものごとは、思いつきでやったらだめ、計画性が大事ってことですね。(どっかのCMかよ)