「ドゥマゴ通信」っていまでもあるのでしょうか?ドゥマゴなんてもう何年も行っていないので分かりません。15年くらい前は何冊かうちにあったし、Bunkamuraでやっていた洋書バーゲンで(これも今でもやっているのかな?)安く買った1号から32号までをセットしたボックスセットもうちにありましたね。
実を言うとこのボックスセットのマネをして、当時自分で作っていた「Pastel Paper」を1から25までをまとめたボックスセットを作りましたね。大きさをぴったりにするため厚紙を切って箱にしたので、作るのがけっこう大変で、自分と当時表紙を書いてもらっていたSさん、Kさん、そのほか欲しいと言ってくれた人の分くらいしか作らなかったけれど‥‥。もう誰も持ってないだろうなぁ。というか、わたしも持ってません。
今年に入ってからも「酒との出逢い」も読みましたが、一つのテーマでいろんな人のエッセイが入ったアンソロジィって、軽い感じで読めることもありわりと好きです。こういう本を読んで気に入った文章を書いている作家の作品を追いかけたりできるしね。ってウソですけど。音楽と違ってそういうことはあまりないかも。なんででしょうね。テーマが決まっている分、文章に作家の個性があんまり出ていない場合が多いのかも知れません。適当。
音楽の場合はまずコンピレーション買って‥‥ということは多いです。レーベル別とか作曲家とか‥‥。サバービア以降は、コンピレーションの意味合いが変わってしまったような気がして(って何年前だよ)、それほど買わなくなってしまいましたが、新しいジャンルの音楽を聴くときは、やはりコンピレーションを探してます。
最近も「OHM-電子音楽における初期の導師たち:1948~1980」という三枚組のCD+DVDを買ってしまいました。HMVのオンラインで買うと4036円。これでクララ・ロックモアからピエール・シェフェール、ジョン・ケージ、トッド・ドックスターダー、シュトックハウゼン、ウラディミール・ウサチェフスキー、レイモンド・スコット、スティーヴィー・ライヒ、テリー・ライリー、リュク・フェラーリ、アルヴィン・ルシエ‥‥など、42曲が聴けるなんて安すぎ!そんなわけで、ここ一週間ぐらいずっとこのコンピしか聴いてないです。
それで、先日、このCDをかけながら、小さな音でテレビのニュースを流して、カヌー犬の更新作業とかしていたら、北朝鮮のニュースの時に、アナウンサーが、自衛隊が今回導入した警戒管制レーダーの前で、レーダーの前では、電波が強くてテレビにかなり雑音が入ってしまいます、と言っているのだけれど、うちのCDコンポから流れてくる音楽と同じ?って思うくらいほとんど判別できない状態で、なんだか、わたしはなに聴いてるのやら、という気分になってしまいました。