先日書いたダニエラに置いてあった雑誌によると、双子座のラッキーメニューはそら豆らしい。そら豆の旬が、4~6月頃の初夏までで、店頭に出回る期間が短いのに比べて、枝豆の旬は、春から4、5カ月と長く、いつまでも食膳にあがる。しかも枝豆は、食べられもしない“さや”のまま出てきて、さやと薄皮2枚むかなくてはいけない‥‥というのが、「枝豆は生意気だ」というタイトルの由来。
今ちょうど、そら豆の旬の時期ということもあってか、そのときに食べたランチのスープが、偶然にもそら豆のスープ(ラッキーメニュー!)だったし、居酒屋のメニューなどでもよく見かけます。そしてそら豆の旬が佳境を迎える頃、梅雨に入って、じめじめした日々がやってくる・・・・。今年は4月、5月と雨が多くて、もう梅雨に入ってるんじゃないの?という雰囲気が漂っちゃってますけどね‥‥(特に週末)。
ギンザ・グラフィック・ギャラリーで、の5月の企画展は「アラン・フレッチャー:英国グラフィックデザインの父」。日曜日がお休みなので、なかなか行く機会がないギンザ・グラフィック・ギャラリーだけど、ちょうど土曜日の夜、友だちと銀座で飲む約束があったので、雨の中、ちょっと寄ってみました。アラン・フレッチャーは、デザイナー集団ペンタグラムの創設者の1人であり、1960年代からロイター、マンダリン・オリエンタル・ホテル・グループ、ヴィクトリア&アルバート美術館、ロンドン・ロイド社、ダイムラー・ベンツ、アーサー・アンダーセン&Co.などのクライアントの仕事を携わってきたグラフィックデザイン界の重鎮(らしい)。若い頃には、ソール・バスの元で働いたこともあるらしいです。
展示されていたポスターを見ると、ソール・バスやポール・ランドといったアメリカのデザイナー、スイスの構成的ポスター、そしてフランスのポスターにおけるユーモア‥‥がうまくブレンドされたような作品という感じですかね。全体のなかのほんの一部分でしかないにしても、例えばドイツだったバウハウスとか、ロシアだったらロシアアバンギャルドとか、そういうデザインの代表的なムーブメントがイギリスにはないので(私が知らないだけ?アーツ・アンド・クラフツとか?)、イギリス的なデザインというのが、どういうものを示すのかわからないですけど。個人的に、イギリスのデザインというと、スインギン・ロンドンとかパンクとかニューウェイヴとか、音楽と結びついたイメージが強いですね。