「草のつるぎ・一滴の夏―野呂邦暢作品集」-野呂邦暢-

駒場東大前にあるNO.12 GALLERYでやっていた「コウガグロテスク」平野甲賀展を、お盆休み中12日に見てきました。11日には平野甲賀とSarudog(Mu-Stars)のトーク・イベントもあったのですが、これは行けず。というか、なんでMu-Starsなのか。展示の内容も、平野甲賀の作品に加えて、イルリメや阿部海太郎、かくたみほといった人たちによる『コウガグロテスク06』を使った作品も展示されていて、どういう人選なのかどうもわかりません。ギャラリー自体が広くないので、平野甲賀本人の作品をもっと展示してくれればいいのに、と思う。でも展示は多くなかったけれど、手書きの元原稿や切り抜き、ちらしなどがたくさん置いてあって見応えはありましたね。
わたしの中では、晶文社の本=平野甲賀の装丁、というイメージがあったので、和田誠の展覧会に行ったときとはまた違う意味で発見があったり、よく考えたら平野甲賀のことをあまり知らないことに気がついたりして、最近は全然チェックしていなかったけれど、やっぱりリブロから出ている「平野甲賀 装幀の本」が欲しくなってしまった。

夕方くらいに出かけていったので、駒場東大前や代々木上原の周辺の散策はあまりできなかったのですが、ハリッツでドーナツを買ったり、dish/Organic Cafeでごはんを食べたり、LOS PAPELOTESで本を見たり‥‥かなり満足な一日。
ハリッツは、手作り無添加ドーナツとコーヒーのお店。持ち帰りで買って、夜と次の日の朝に食べたのですが、しっかりとした食感があっておいしかったです。行ったのは夕方ということと、13日からお盆休みだったせいか、ドーナツの種類が3種類しかなかったのが残念だったけどね。レジ横に置いてあった板には、たくさんの種類のドーナツの絵が書いてあったので、また食べに行きたい。民家を改装した建物で、店内も落ち着いた雰囲気でよかったし。