「百鬼園先生言行録」-内田百けん-

私が勤めている会社は、お盆の期間に2日、共通のお休みがあって、7、8、9月のあいだにあと2日自由にお休みをとることができます。今年は13、14日が共通のお休み、残りをいつとるかはまだ決めてません。どうしようかな~。夏休みというイメージで考えると、お盆の頃になるともう後半という感じで、海にも行けなくなるし、もうそろそろ終わりだな~、読書感想文やポスターとか残りの宿題もしなくちゃね、気がつくとだんだん日も短くなってきたりしてるし‥‥という気分。そんな時期なのに我が家の朝顔は、まだ二葉のあいだから本葉が出始めたばかり。去年の様子から秋口まで花が咲いたりするのを知っているので、そんな状態でも毎朝水をあげているけれど、もしわたしが小学校一年生だったら、かなりがっかりしてしまうだろうと思う。梅雨が明けるのが遅かったとはいえ、8月に入ってこんなに暑い日が続いているのにね。で、それにしても暑い。何もする気も起きない~なんて思いつつ「百鬼園先生言行録」を読んでいたら、百鬼園先生の家は37度もあるそうで、それに比べればましなのか。どうなのか?

10日は仕事を早めに終わらせて、そのまま実家に帰る。いや帰らずに平塚で降りて、3月に同窓会で会った友達と飲む。6人ぐらい集まったのだけれど、地元の人たちは、3月から度々会って飲んだりしているらしい。小学校を卒業して中学までは一緒の学校だったけれど、高校以降はまったく会うこともなかったのに、何がきっかけでどういう交友が始まるのかわからないなぁ、と思う。まぁ私の場合、年に何回も帰るわけではないので、度々会うというわけにはいかないけど。そんなわけで、平塚在住の友だちに、店長が釣りに行ってその日にとれたもの出してくれるというお魚のおいしいお店に連れて行ってもらい、結局、実家に帰ったのは12時半くらいで、そのまま寝てしまいました。
で、こういっちゃなんだけど、まる1日いるとやることねーなーという感じで、次の日の夜には帰って来てしまいました。いや、暑くて、ちょっと海まで、あるいは駅の近くまで行ってみようかな、という気にもなれないし、もう10年くらい運転してないので、車でというわけにもいかず、家にある本も、今自分で読みたいと思ったり、カヌー犬で売るような本は、全部持ってきてしまって、中学生くらいに読んだどうしようもない本ばかりしか残ってないし、レコードも前回全部ユニオンで送っちゃったし、ピアノも妹が持ってちゃったし、なにすりゃいいのさ、と。まぁ1日だけの帰省なんてそんなものかもね。