年始めに青山ブックセンターの洋書バーゲンに行ってなに買わず、帰ってきてアマゾンに注文した本がようやく届きました。ペンギンブックスが誕生した1935年から2005年までの本の表紙と、それらに対しての考察を掲載したもの。著者は、有名なタイポグラファーで、美術大学でも教鞭とっているらしい。といっても内容については読んでないのでわかりませんけどね。
ペンギンブックスといえば、昔、友だちが、「“P”から始まる言葉は、読み手にかわいい(だったかな)印象を与えるので、ペンギンブックスから出ている本のシリーズは、“P”から始まる動物になっている」と言っていたのを思い出したりします。でもちゃんと調べてないので、ほんとうかどうかいまだにわかりません。どうなのでしょうか。そのとき、「それと関係があるのか分からないけど、ギターポップ、ネオアコ関係のバンド名は、“P”からはじまるものが多いよねぇ」なんて話もしたな。Pastel、Prefab Sprout、Pooh Sticks、Pale Fountains、Push Kings、Pearlfishers‥‥とか。その辺のCDやレコードを買っている人のラックは、“P”のコーナーが普通の人より広いはずで、買うときも他のアルファベットよりもわりと詳しく“P”のコーナーを見ているはず(わたしだけか?)。そんなわけで、当時わたしが作っていたフリーペーパーやイベント名は、「Pastel Paper」や「PickwickPaper」など、たいてい“P”から始まるようにしていて、PCがなくて、フリペやフライヤーを切り張りで作っていた頃は、レタリングシートの“P”が、すぐになくなってしまって困ったものですよ(もともと少ないのにぃ~)。もう10年以上も前の話。
さて、明日から始まる写真展の搬入に行って来ました。いろいろと考えつつも、結局あまり考えずに、気に入ったものを4枚選んで、大きさに合わせて3つの額に入れたので、統一したテーマもないし、撮った時期も異なるし、そもそも焼き方が違うので一枚一枚の写真の大きさも微妙に違ったりするので、壁に並べてみると、統一感のない、いかにも素人っぽい展示になってしまい、いまさらながら少し後悔してます。まぁ所詮素人なわけだし、これでせいいっぱいって感じか。
会場のクリップインターメディアは、バーカウンターがあったり、大きなおとなしい犬が二匹いたり、今の時期は外に出るのは寒いけれど板張りのテラスがあったりとオフィスっぽくないので、会社の帰りに、写真を眺めながら軽く一杯飲んで‥‥とか、最近会ってない友だちと待ち合わせてちょっとおしゃべりする‥‥なんて感じで遊びに来てもらえるとうれしいです。