去年は片岡義男の本もまったく読んでいませんでした。エッセイしか読まないとしても、片岡義男に関しては、山口瞳や永井龍男と違ってまだ読んでない本がたくさんあるし、現役の作家なのでもっと簡単に手に入りそうなのに、意外と古本屋で見かけような気がします。単にちゃんとチェックしていないだけかもしれませんが‥‥。
この本は、タイトルの昼月をはじめ、三日月や空、雲、風、海‥‥など、都会での生活の中でどうやって自然を感じるかということが、1990年代以降、片岡義男のスタイルとなっている写真と併せて書かれてます。個人的なイメージに過ぎないけれど、カフェとかに置いてあって、行くたびにちょっとずつ読みたい、と思う。薄暗い喫茶店でなくて、明るめのカフェのほうがいいなぁ。
月曜日は、有給休暇をとって南船橋のイケアへ。新横に行ったのは11月なので、また?という感じではありますが、ちょっと欲しいものがあったりしたし、混んでいる休日ではなくて平日に行ってみたかったのだ。それに今年(2006年4月~2007年3月)は旅行にも行っていないので、有休も2日しか使ってなかったし‥‥。
さて、昼前くらいにうちを出て、新宿から総武線で西船橋、武蔵野線で南船橋と移動。平日なので電車の中は空いているし、外はいい天気だし、ちょっとした小旅行だなぁ、なんて思いながら、窓ガラスを通して背中に日差しを感じながら電車に揺られていると、ミオ犬のケータイに「今、イケアに向かっているのだけれど、なにか欲しいものある?」といった内容のメールが、先日、代々木のDADA CAFEで会った友だちから届いた。向こうも同じように有休を取ったとのこと。う~ん、行動パターンが似すぎ!
南船橋は遠かったけれど、やはり平日に来てよかった。人があまりいないのでゆっくりと、時には逆走したりして店内を見れるし、カートを移動させるのにもぶつかったりしないし、カフェに列もできてないし、とりあえず、入ってすぐに出口近くにあるカフェ(?)でホットドッグ食べて、途中、友だちと合流したあとお茶して、帰り間際には平日限定のディナーセットまで食べるというイケアづくしの一日を堪能してきました。