中国からロシア、そして大陸横断の国際列車に乗り込んでヨーロッパへ。昭和のはじめ、1927年から1年超にわたって、中央公論社特派員の名目で夫婦でヨーロッパを旅行した際の旅行記。前に読んだ「テキサス無宿」もそうだったけれど、カタカナ、英語混じりで軽快、そしてユーモアあふれる文体は、当時としてはかなりハイカラかつモダンだったに違いない。が、なんだか今の私にはちょっと読みづらいというか、途中で文字を追いかけるのが面倒になってしまって、上巻でとりあえず挫折。けして嫌いではないのだが・・・・。下巻はまた気が向いたら読むことにしたい。
週明けぐらいには告知を入れようと思っていますが、年明けの1月7日(土)から22日にロバロバカフェで行われる「ロバロバカフェの新春・古本市」に参加することになりました。出店するお店は、a2g+(books) 、booby bookstall、chotchke books、ninon books、貸本喫茶ちょうちょぼっこ、とらんぷ堂書店、ブックピックオーケストラの8店。どの店も独自の視点でそれぞれにいい本を扱っている本屋さんなので、こんな中に私が混ざってしまっていいのかしらん、なんて、送られてきたフライヤーやフリーペーパーの原稿を読みながら思ってしまいます。まぁあれこれ考えてもどう仕様にもないですけどね。あれこれ考えたって自分でやれることしかできないわけで(時にはやれないことをあえてやってみるというのも必要なことなのかもしれませんが・・・・)、それよりもやはり楽しみの方が大きいかも。