「スーパーマーケットマニア アジア編」-森井ユカ-

海外に行った時の大きな楽しみの一つはその国のスーパーマーケットにいくこと。有名なメーカーの製品は、値段は別として、日本でも見ることができるけれど、誰もが使うような基本的な食材やお菓子、日用品などは、たいていどこの国でも、自分の国で作っているので(実際に製造しているのは違う国かもしれないけれど)、一番、その国らしさが出ているような気がするし、日本で見ることのできないちょっとしたものを見つけたりすることが多い。
この本には、バリのスーパーマーケットは載っていないけれど、先日のバリ旅行でも、ほとんど市街地近くにいなかったのにもかかわらず、一泊したスミミャックにあったビンタンマーケットにまず行ってきました。はっきりいって、バリでは、お土産らしいものや自分たちの欲しかったものはほとんど買わなかったし、夕飯もサラダから主食、ビール、デザート、コーヒーまで食べても多くて20万ルピアになることはなかったので、ホテルの支払いを別にすれば、一回で使った金額としては一番大きかったかもしれない。はちみつとかコーヒー・お茶、お菓子、歯ブラシ・・・・など、ビニールの袋に一杯になって、ホテルまで持って帰るのがちょっと苦痛なくらい買い込んでしまいました。

天気予報では午後から雨だったのだけれど、今日しか行く日がなかったので、昨日から11月3日までやっている神保町で神田古本まつりにいってきました。こういう時はあんまり仕入れとか考えずに、自分の読みたい本があればいいなぁ、と思う。でも実際にはものすごい人混みで、自分の読む本さえも探す気になれずに、ひととおり回っておしまい、という感じでした。先日、「この1か月間に本を『読まなかった』人は52%で、1980年から始めた同調査で3番目に高かった。年代別に見ると、20、30歳代は各41%で、前回調査より減ったのに対し、40歳代から上の年代は増加、50歳代は55%、60歳代は61%、70歳以上は66%だった。」というニュースが出ていたけれど、ほんとうか。毎年行くたびに人が増えているような気がするし、神田古本まつりに限らず、古本市に行くと60歳代以上人(割と夫婦できていたりする)が多いぞ。残りの30~40%がここに集結しているのだろうか。
それはまぁいいとして、けっきょく、そこにいるだけでぐったりした気分で本を探す気もなってしまい、しかも珍しく天気予報が当たって雨が降ってきたりして、すぐに帰ってきてしまいました。ほんとうはAmuletでやっている「秋のいろいろ絵本 本棚市」にも寄ろうと思ってたのですが・・・・。やっぱりこういう時にもっと活動的に動いていかないとダメだよなぁ。いろいろな意味で。