「港の風景」-丸岡明-

◆国立北区商店街のワイワイ祭へ行ってきたよ
丸岡明についてはまったく知らなかったのですが、三月書房の本ということでなんとなく「おもちゃの風景」と一緒に買ってしまいました。ウィキペディアなどによると「慶應義塾大学仏文科卒。在学中、水上滝太郎の知遇を得て、『三田文学』に『マダム・マルタンの涙』を発表してデビューした。堀辰雄に師事。。能楽の普及と外国への紹介にもつとめた」とのこと。
この本に収められているのは、大きく分けて身辺雑記風の随筆やヨーロッパ旅行の印象記、永井荷風や久保田万太郎、谷崎潤一郎などについての軽い作家論の3種類とっていいかな。
晩年に近い時期の随筆集なので内容的には回想録が多く大きく特色のあるものではないけれど、うまく言えないけれど文章から受ける雰囲気がよかったので、またどこかで見つけたら読んでみようと思ってます。

土曜は国立の北区商店街でやっていたワイワイ祭に行って来ました。
「ワイワイ祭り」というとリトルテンポのやっているイベントと同じ名前なのでややこしい。国立なだけに最初は関係があるのかなと思っていたのでけれど、どうやら関係はないらしいし。ちなみにリトルテンポのほうは送りがなに「り」がつきます‥‥。
さて、こちらの「ワイワイ祭」は、古道具店のレットエムインや、手作りソーセージで有名なノイフランクなどが軒を連ねる国立駅から少し離れた住宅街に囲まれた小さな商店街でのお祭り。
商店街のお祭りなので、子ども御輿や和太鼓の演奏があったり、どじょうすくいができたり、ピエロが登場したりと子ども向けの企画がある一方で、エバジャム、クエブー、瀬戸口しおり、たいやきやゆい、TAIYODO、出茶屋、ポチコロベーグル、ラマパコスといった、普段ニチニチ日曜市に出店しているような人たちが出店しているのがうれしい。
といっても、わたしは、最初にラマパコスのカレーを食べてしまったため、なんとなくお腹いっぱいになってしまったのと、暑かったので、ビールを飲んだり、かき氷を食べたり‥‥と、おやつ的なものをたくさん食べたり、お祭りをじっくり楽しむという感じではなかったんですけどね。まぁ国立に住んでいる友だちと合流したりして、それはそれで楽しかったんですが‥‥。