「あまカラ(抄)」第2巻は学者・評論家篇。私が知っている名前をピックアップすると、池田弥太郎や池島信平、福田恆存、小泉信三、小林秀雄、串田孫一、奥野信太郎、高橋義孝‥‥といったところか。前に読んだ「巻頭随筆」の時も思ったけれど、学者による随筆は名前をぜんぜん知らなくても面白い。まぁ知識があるということもあるし、海外に行く人があまりいなかった時代に、研究などの目的でわりと普通に海外に行っていたりしているということもある、かもしれません。といっても、やはり食べ物のこととなると、ほとんどの人が日本の食べ物のことを書いているんですけどね。
うちのリビングに置いてあるテーブルは、何年か前の夏に自分で作ったもので、おおざっぱに言うと、底のない箱を横にして、下に車輪がつけたというだけのものですが、もう4、5年使っていることもあって汚れてきてしまっているし、ソファーをソファーベッドに買い換えたせいで少しじゃまになってきたので、シンプルで小さめのテーブルを探しに、前々から行ってみたかった横浜のIKEAに行って来ました。
第三京浜港北インターチェンジから2分という立地や、1階と2階が売場、レストラン、食品売場、3階から上は駐車場となっているところから、基本的には車で来る人が対象となのだろう、新横浜からのシャトルバスはぎゅうぎゅう詰めで、(気分的なものも含めて)15分くらいかかるし、店に行く前から疲れ気味になってしまう。確かに品物のデザインはいいし、欲しいものはたくさんあるけれど、引っ越しをひかえているわけでもなく、電車で来ている以上、持ち帰れる量も限られているので、当初の目的だったテーブル以外は、それほど買うものはなかったです。でもディスプレイが工夫されているので見ているだけでもけっこう楽しいので、今度は船橋のほうに行ってみようかな。個人的には、なんとなく家具の安売りと北欧のイメージが結びつかなかったりもするんですけどね。いい家具を何十年、あるいは何代にも渡って使い続けるのが、北欧の国々の人々のよさではなかったのか?ついそんなことを思ったりもします。
そんなわけで、ソファーもテーブルも買い換えて、前に書いたようにカヌー犬用の本を移動させたとこもあって、週末は部屋の掃除をしたりしていました。でもクローゼットの奥から段ボールを引っ張り出して、いるものといらないものを仕分けたり、ものをこっちに置いたり、あっちにしまったりといろいろ移動させたりして、一日中動き回ってみたわりには、終わってみるといつもの部屋とあまり変わらず。なんだか労力の割にはきれいになったという実感がわかないのが悔しい。そのせいで今週は脚と腕が筋肉痛だし‥‥。まぁ部屋の片づけなんてそんなものか。