「巣立ちの歌」-永井龍男-

週末に雨が降ると一日のうちのほとんどをスペースシャワーTVとかカートゥーンネットワークとかをつけっぱなしにして、家の中でダラダラと過ごしてしまいます。一日のあいだにアジカンとaikoとレミオロメンとエルレガーデンとテリヤキボーイズと・・・・のPVを何回見てしまったことだろう。もう見飽きました。そんなわけで芸能情報にはすっかり疎くなってしまった反面、日本の売れてる音楽には妙に詳しくなっていっているような気がする、ような気のせいのような・・・・。
そんなPVを見ていると、どのバンドも一応、サウンドはUKロックだったり、パンクだったり、あるいはソウルだったり、レゲエだったりするのだけれど、メロディ自体はなんだか湿っぽくて、悪く言うと貧乏くさいなぁ、なんてことを思ったりする。極論と分かっていていってしまうと、2000年以降のロックバンドにおけるくるりの影響の大きさって、くるり自体の評価は別として意外と大きかったのではないか、と。適当。
そうかといって、じゃ、いいメロディってなんなんだろうと考えてみても、コード進行や楽典・・・・といった理論的なことがまったく分からない私には、それをうまく言い表すこともできないのがもどかしい。具体的に“いいメロディ”というテーマですぐに思い浮ぶ曲は、と言えば、「98.6」(Keith)だったり、「Let’s Ride」(Roger Nichols)、「Loving Thing」(Tony Hatch、Jackie Trent)、「Foolin’ Around」(Chiris Montez)、「There is Nothing More to Say」(Millenium)、「Down When It’s UP-UP When It’s Down」(Lou Christie)・・・・といった感じになってしまう。一番はじめに「98.6」が思い浮かんでしまったばっかりに古い曲&定番ナンバーばかりになってしまいましけど。
調子に乗って100曲くらいリストアップしていったらいろいろなジャンルが混ざったり、70番目とか80番目くらいにその人の本音が出たりしておもしろいかもしれない、なんて、思ったりもします。ついでに「私の人生を変えた100曲」とかタイトルつけてミュージックバトンみたいにいろんな人に聞いてみたい。でもめんどくさがって誰も書いてくれないだろうなぁ。逆にすらすらとあげられる人がいたら怖い。音楽で人生変わりすぎですよ。話がそれましたが、これらの曲のメロディにどのような共通項があるのはもちろん分かりません。というか、誰かに教えてもらいたいです。