京都に行ったときには、必ずと言っていいほど恵文社に行く。
というか、もっといろいろ個性的な本屋があるのは分かっているけれど、わざわざ京都まで来て本屋(古本屋)にいってもなぁ、という気分もある。一人じゃない、ってこともある。恵文社も正直に言ってここでしか手に入らない本、なんていうのもないのだけれど、わりと広めの店内なので、ゆっくり本が見れるのと落ち着いた雰囲気が結構好きだったりする。単に前回、今回と泊まったホテルが比叡山線沿いだったということもある。もし河原町の近くに泊まっていたら出町柳での乗り換えが面倒で行かなかったかもしれない。
実は、この「ZERO」という本を初めて見たのは、前回の京都旅行の時に恵文社に寄ったときで、家に帰ったらamazonでチェックしようと思ってメモったまま、いつのまにか3年以上経ってしまった。先日も代官山のハックネットで見かけてそろそろ買わなきゃなぁ、なんて思っていたところだったのだが、注文しなくてよかったです。現品処分で2500円。実は3年前に私が見た本がそのまま残っていたのでは・・・・なんて勘ぐってしまったり・・・・。
神戸に行くと必ず行くのは、Fabulous OLD BOOK。ここは洋書の絵本専門の古本屋さんで、真ん中に椅子とテーブルがあったりしてまるで図書館のよう。見ているだけでいつも申し訳ないなぁ、なんて思いながら、探していた絵本作家の本をチェックしたり、見知らぬ作家の絵本を取り出してみたり・・・・。ちょっとコーヒーでものみたいな、などと自分が古本屋にいることを忘れてしまったりする古本屋さん。