「どろんこハリー」「うみべのハリー」に続いてハリーシリーズも3冊目。これでそろったと思ったら「ハリーのだいかつやく」という本もあるらしい。定価で1000円くらいなのだからわざわざ古本屋に並ぶのを待たないで、新品で買えばいいのでは?と、自分でも思う。実際、パルコブックセンターの絵本売場に行けば、「ハリーのだいかつやく」も見つかると思うけれど、新品で買うことがほとんどないのは、「明日の電車の中で読む本がない」というようなせっぱ詰まった状況にならないから、ということと、実際には頻繁にそれらの本を読み返すこともないから。子供がいたらちょっと違うのかもしれないけどね・・・・。
それからこれは絵本に限ったことではなくて、普通の本やレコードに関しても同じことが言えるのだけれど、購入する優先順位を古本屋さん(中古レコード屋さん)に決めてもらっている、という面もあります。前述したようにパルコブックセンターに行けば、「ハリーのだいかつやく」はあります。でも同じように堀内誠一や柳原良平、プロヴェンセン、ロジャー・ディボアザン・・・・といった普段欲しいと思っている絵本も同じように置いてあるわけで、そうなると絵本を買うお金もそれを置くスペースも限られている私としては、どの本を買っていいのか分からなくなってしまうのです。そういう優柔不断な性格もあって、古本屋(中古レコード屋)で出会った本(あるいはレコード)を順に買っていくというスタイルに落ち着くわけですね。
だからレコードに関しても、あるミュージシャンのレコードをコンプリートにそろえているということも、名盤と言われている、あるいはベーシックなレコードをきちんと買っているということもなく、コレクションとしてはいつまで経っても不完全なままなんですけど、まぁそういう性格なのでしょうがない。もちろん今、絶対に欲しいと思うものは、新品で買いますよ。その基準については、またいつか書こうと思います。