「田中一光」

このギンザ・グラフィック・ギャラリーのシリーズも気がつけばもう10冊くらいになってます。気持ち的にはもう少し大きな判でページ数もあって3000円くらいだといいのにな、と思う。でもこういうデザイン関係の本で3000円くらいの本って以外となくて、たいてい1000~2000円くらいの小さな薄い形で(小冊子を含む)そのデザイナーの主な仕事をさらりとまとめたものか、5000円以上の詳しいもののどちらかな気がします。コスト的に3000円くらいのデザイン本って難しいのだろう。
ところでこのシリーズはギンザ・グラフィック・ギャラリーで行われた展覧会の図版みたいな形で出版されていて、展覧会の方も行ってみたいものがときどき開催されるのだけれど、実はまだ一度も行ったことがない。たいてい1カ月くらい開催されているのだが、日曜・祭日がお休み、平日は7時に閉館になってしまうので、実質土曜日の4日しか行く機会がないのだ。
ちなみに今開催されているのは「Graphic Wave 2004 工藤青石×GRAPH×生意気」で、10月は「疾風迅雷―杉浦康平の雑誌デザイン半世紀展」です。両方とも私は知らない人です。

明日から3連休ですね。さすがに今週は晴れていてもそれほど暑いという感じでもなくなってきて、風が吹いたりするとちょっと涼しかったりして、まさにお出かけ日和。たまには本のこともレコードもことも忘れてどこかに遊びに行くのもいいのではないかと・・・・。