で、予告どおり山口瞳。といってもこの本についてのコメントはなし。一つ引用するとすれば・・・・
もっともっともっと、暑くて暑くてガマンできないときはどうするか?次の言葉を三唱することにしている。「ブレーキ踏まずにアクセル踏んだ」
ここ何年か夏になるとロックステディとかダブとかラヴァーズなんて音楽ばっかり聴いて過ごしていたのだけれど、今年は暑いくせになぜかそういう音楽を聴く気分になれず、そしてなぜだか分からないけれど、久しぶりにソフトロックなるもの、というかコーラスですね、をどっぷりと聴いてみたくなったりして、ラヴ・ジェネレーションだとかスパンキー&アワギャング、マショマロ・ウェイなんてレコードラックを見渡して目についたレコードを取り出して聴いているのだけれど、久しぶりに聴くといいっ。こんなこというと恥ずかしいけれど気持ちが高鳴るっていうんですか。ってそれだけ。
先日、注文を受けた本の梱包をしていたら昔やっていたイベントのフライヤーが出てきた。前に一度、10年以上前の写真を挟んだまま発送してしまったことがあって、私はどうでもよかったけれどむこうはちょっと困っただろうを思ってそれから気をつけるようにしてる。
フライヤーはヤング・ピスタチオというギターポップオンリーのイベントで1997年から2年くらいいろいろなところでやってました。「僕はギターポップしか聴かない!」と公言する友達に誘われて私も参加していたのだけれど、ソフトロックとかでもダメなのです。一回オルガンジャズとかワンセットかけたときは、イベント終わってから昼過ぎまでデニーズでコーヒーおかわりしながら反省会。
そんな友達も大阪に引っ越してしまいイベントもなくなったわけですが、最近、東京に遊びに来て、「大阪でときどき回してるんだ」と言われて見せられたフライヤーにはテクノ、ハウス、パンク・・・・などの文字が!「いや最近はDJが替わるたびにかける曲がかわっていったほうが飽きなくておもいしろいんだよね」だって。おいおい、返す言葉もなしです。人も変われば変わるもんだネ。