「文藝春秋」の巻頭に連載されている随筆をまとめた本の第4弾。1980年前後のものが多く、この辺になると「最近のものだなぁ」なんて思ったりするのだけれど、もう20年以上も前なんですよね。個人的には「1960年代までが戦後で1970年代の移行期間を経て1980年代は戦後の終わり」というイメージなのですが、そんなこといったら「おまえは歴史が分かってない」と言われそう。
冷静に考えると歴史というより単に1960年代は生まれてないのでわからん、1970年代は記憶があるけれど世の中の出来事などとリンクしていない、で、1980年代はいろいろな意味できちんとした記憶・自覚があるということですかね。
先週末は天気が悪くて自転車で移動するたびに雨に降られて「本が濡れる!」なんて思っていたら、いつの間にか梅雨も明けたみたいで、でもそれほど暑さを感じないのは一日のほとんどを会社で過ごしているから、なのかよく分かりませんが、気がつけばもう金曜日。なんだか慌ただしいままに会社から帰ってきたら「サクサク」(tvk)始まってる、という毎日でした。
今週末は3連休だし、いつもみたいに古本屋とレコード屋と雑貨屋、そして喫茶店で読書といういつものコースではなく、久しぶりに夏っぽいところに行きたいな、なんて思ったりしているのですが、夏っぽいところってどこだろう?海?、山?、遊園地?、花火大会?・・・・。そういえば先日ブックオフで本を見てたら、どうしょうもないヒット曲が流れている中で、かせきの「じゃ、夏なんで」が流れてきてそのときだけブックオフの空間が変わりましたよ。私の中でだけですが・・・・。夏祭りなんてどこでやってるんだろう?あんまり騒がしくない感じの夏祭り・・・・。